「三木孝浩監督の新たな名作」夏への扉 キミのいる未来へ あいわたさんの映画レビュー(感想・評価)
三木孝浩監督の新たな名作
三木孝浩監督といえば色彩鮮やかに描く青春映画の名手だが、新たな名作が生まれた。しかも今回はSF作品で1956年発表の海外小説の映画化。
ストーリーは、タイムトラベルもののSF×爽やかな恋愛作品といったところ。最初親切に見えた人物が悪者だったり、いかにも怪しい人物が味方だったり、退屈させない。途中から結末は読めてしまったが笑、完全なる勧善懲悪ストーリーは圧倒的に気持ち良く不満は無い。良くぞこんな優れた作品が映画化されておらず、且つその作品を掘り出し、それを現代日本にアレンジしたものだ。その構想力がまず素晴らしい。
相変わらず映像も美しい。タイムトラベルものということで、時代や感情に合わせて色彩の鮮明さを変えるのがまた自然で上手い。
山﨑賢人の演技が抜群。そして、なんといっても清原果邪の圧倒的な透明感・ヒロイン感!!娘に欲しい!笑😍ピートも凛としていて美しい🐈ロボットピートも絶妙な可愛さ笑
宗一郎と璃子の10歳差が絶妙。単なる女子高生にありがちな年上への憧れに丁度良い年齢差かと思わせつつ、単なるロリコンと嫌悪感を抱かせないラストの展開が百点満点のストーリーだ。
原作も名作なのでしょう。とはいえ、現代日本版にアレンジしていてこの完成度は素晴らしい!今現在7月になりましたが、今年一番の映画です😊
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