「藤木直人さんがよかった」夏への扉 キミのいる未来へ night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
藤木直人さんがよかった
ロバートAハイラインの『夏への扉』が映画化される!
しかも、日本映画で!!と
予告編で知り、ずーと心待ちにしていた映画。
映画で描写されていた未来の風景が、しっくりとしていて気に入った。
(せいぜい数十年後の)未来の景色は、(全てがキラキラ輝いていたり、逆に荒廃しすぎた環境ではなくて)、きっと、現在とさほど変わらないと思うから。
未来のハード(無人自動車や介護ロボット、コールドスリープ等々)と未来のソフト(ニュース番組や契約書や社会の仕組み 等々)が、現代の環境にとけ込んで、さほど違和感なく映し出されていたのが、逆に、よりリアルだった。だって、近未来は現在の延長にあると思うから。洗練されたビルディングやメカもあるけれど、今あるような団地や大衆食堂もあって、それらは混在していると思うから。
よっぽど、未来っぽかった。
コールドスリープ+時空転送機がstoryのkey(いまいち、理解してないけど……)。個人的にはぎり合格点か。
映画館で観て良かった。地上波やBlu-rayディスクだと、ラストまで観ないかも。
藤木直人さんが、とってもよかった。
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