「どこか物足りない…でも良作」夏への扉 キミのいる未来へ 焼売さんの映画レビュー(感想・評価)
どこか物足りない…でも良作
淡い映像美とヒロインの儚げな表情が最高にマッチする三木孝浩監督の作品は大好きで、恋愛映画を撮ったら日本一だと思ってる
そういう目で見てしまったからか、本作は少しもの足りない
ストーリーは2時間でまとめるためか淡々と進んでしまい盛り上がりにかける
山崎賢人君と清原果耶ちゃんのやりとりも少なく彼らにとってお互いがどんな存在なのかがイマイチ伝わってこない
だから最後のシーンもとてもいいシーンなんだけどグッとこない
個人的にはもっとゴリゴリに2人の恋愛映画にしてしまってよかったんじゃないかと思ってしまう
でも良作であることには変わりない
メインの2人の演技はもちろん、伏線を回収していくシーンは「なるほどな」と思いながら観れる
映像美もさすがで、清原果耶ちゃんの綺麗な目に吸い込まれてしまいそうになる
コロナの公開延期もあって期待度が上がってしまっていたこともあるが、総じてSFなのかラブストーリーなのかどっちつかず感が否めなかった
清原果耶ちゃんの演技めっちゃ好きなので三木監督ともう一回別の作品でゴリゴリのラブストーリーやってほしい
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