劇場公開日 2021年6月25日

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「もっと大人なSFを見たい。本当は。」夏への扉 キミのいる未来へ ONIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0もっと大人なSFを見たい。本当は。

2021年6月30日
iPhoneアプリから投稿

ハインラインのあれが遂に映画化ですよ、ということでいそいそ観に行く。事前の宣材物で観た通りデート映画になっていてまあそのような段取りです。以外に90年代が90年代に見えない。ガジェットでハッと気づくけど、建物や服装やインテリアがそうは見えない。で、未来。頑張ってはいる。つまらないとは言わない。ストーリーの進め方はいいと思う。原田泰造は意外に普通にしてるといい、とか思ったりはしたけど、やっぱりこの手の映画の細部がわざとなのかダサく感じる。テレビっぽさというのはもちろん褒め言葉ではなくテレビっぽい。せっかくならスパイクジョーンズの『her』くらいはいきたかった。なぜ東宝系の全国映画はダサいのか。10代20代前半にあわせるとダサくしなきゃいけないのか。いつになったら『アバウトタイム』とかできるのか。SFは細部が大事、と思うと。う〜ん、、ですね。

ONI