「めんどくせぇ笑」夏への扉 キミのいる未来へ ONAKAMAさんの映画レビュー(感想・評価)
めんどくせぇ笑
2月公開予定でしたが、コロ助のせいで延期し、ようやく公開。大好きな女優の清原果耶さんが出演ということで、ウッキウキしながら鑑賞。
真っ直ぐな純愛、適度なSF性(すこしふしぎな)、バディもの。どこをとっても、面白いものに仕上がっていました。
自分は1995年という時代は知らないので、そこんところ時代設定はイマイチ分かりません。携帯が大きいなくらいです。2025年の設定はかなり飛躍してるなーと思いました。紙幣は紙くず同然って…渋沢栄一5年も活躍できないのか…という哀しみがホロリ
宗一郎属する会社の暗躍により、宗一郎はコールドスリープ状態にさせられますが、30年後の世界に一気にタイムスリップします。そこで出会うポンコツヒューマノイド"ピート"彼とのバディストーリーも面白かったです。ポンコツが故に感情があり、嫌味を垂らしたり、ボケたりととても愛嬌があってよかったです。
中盤全てが明かされる時間転送装置にて、2025年から1995年に再び戻ります。ここから2025年時代に起きた謎を全て解決していきます。この解決部分がとてもスピーディーかつ見やすく、とても分かりやすいものでした。絶望が一転、希望に変わる瞬間はとても気持ちいいです。
全てを解決し、1995年に託し、再び眠りにつく宗一郎が2025年に再び戻り、ピートとピートに出会い、2005年に璃子もコールドスリープで眠りにつき、2人は27歳の体で再会し、映画は幕を閉じます。
くどくなく、様々な要素を魅せてくれてとても濃密な時間を過ごせました。挿入歌、主題歌も共に素晴らしいです。個人的着眼点として、濱津さんと野間口さんが出ていて感動しました。
鑑賞日 6/26
鑑賞時間 16:15〜18:25
座席 L-5