ファナティック ハリウッドの狂愛者のレビュー・感想・評価
全47件中、41~47件目を表示
期待してましたが微妙でした。
私の世代はジョン・トラボルタはサタデー・ナイト・フィーバーやパルプフィクションで大スターのイメージですが今回はデブの映画オタクのストーカーを演じるという事でかなり期待してました。
感想はイメージしてたよりスリラーでもなくサイコキラーでもなくホラーでもない中途半端な作品でした。
ストーカーではなく自分はファンだ、と言いながら憧れるスターの自宅に侵入するのも異常だし縛り付けて自分の想いを聞いてもらおうとする行為も迫力はありましたが、突然すぎてなんか不自然。
トラボルタの映画オタクの演技は見応えはありましたがラストの幕引きもしっくりこなかったです。
サイコサスペンス劇を期待してる方にはお勧めできない作品でした。
勿体なさすぎる
さすがのトラボルタ。
共演者も抜群に引き込まれる演技!
キャストの存在感がとにかく凄いいい!!ジワる?
でも、だからすごい残念なんです!!
ストーリーがあまりにずさんで、リアリティが無い。
キャラの掘り下げが無さすぎて不完全燃焼。
ムースに関わる全てのキャラがあまりにステレオタイプで思わせぶりな割に何にもしない。何も起きない。起こさない。え?いやいや無警戒過ぎるやろ!は?最後何?え?あいつの覚えとけは何やったん???
伏線回収なし?存在感抜群だったけどあなた結局誰?みたいな上げたらキリがないほど深みの無い描写。
ぐぬぬ。それでもトラボルタの恐ろしいほどの鬼演技に(あとアナの可愛さ)星1にはとても出来ませんでした。
【”ファンをもっと大切に!””I am not stalker !” 前髪坊っちゃんのジョン・トラボルタがハリウッドスターに激しく迫るダーク・スリラー・コメディ。】
ームース(ジョン・トラボルタ)は小さな頃から、母親の浮気をヘッドフォンをして映画を観ることでやり過ごして来た・・。その結果、彼は大人になり切れない映画スターに憧れる、かなりイタイ映画オタクに・・-
■印象的なシーン
・ムースの喋り方、思考、嗜好・・
お姉っぽい言葉使い、子供としか思えない短絡的で同じことを繰り返す行動、ストロベリー系の飲み物が好き・・。
-どう見ても、精神的に破綻しかけている中年男である。だが、根っこは善良な人間だという事が分かる。彼の唯一の親友アナや映画グッズ販売の店主も彼を大切にしている・・。ー
・ムースは偏愛するハリウッド・スター、ハンター・ダンパーのサイン会でわざわざ買ったジャケットと彼の本にサインをしてもらう列に並んでいたが・・、”邪魔”が入って貰えず、わざわざ彼を追いかけてサインを貰おうとするが・・。
アナがハリウッド・スターの住居が分かるアプリをムースに紹介したことで、彼はハンター・ダンパーの家にまで押し掛ける。
ー”ヒーローには近づくな・・。本当の姿が分かるから・・”
という言葉が印象的である。
サイン位、ファンには、キチンとしてあげないと大変なことになるよ・・。あんなアプリがあるのかな?-
・で、その通りになる・・。
可哀そうなのは、ハンターが目を付けていたメイドさん。不慮の事故により、(原因はムースなのだが・・)亡くなってしまう・・。
<ハリウッド・スターの傲慢さ、驕りを糾弾したかのようなラストが印象的な作品。ジョン・トラボルタの怪演とメイクも印象的である作品でもある。
(ゴールデン・ラズベリー賞最低主演男優賞は、誇っていいと思うぞ!、私は。)>
ラストにいくまでが面白い。
途中まではめちゃくちゃ怖くて面白かった。
俳優をベッドに縛り付けてからが長い。
置き手紙の意味も特になし。
メイド殺され損。
俳優まさかの逮捕。
結末がスッキリしない映画だけどジョントラボルタの怪演が楽しめます。
トラボルタの異常者を楽しむ分には…
トラボルタが異常者を演じるというのを楽しむ以外個人的には全く合わない作品となった。
そもそもこれファンと呼んでいいものなのか…ハンターがファンを邪険に扱うのは確かに良くない事かもしれないが…ルールやマナーを無視したムースに対してあの程度の強くあたるのはそこまで異常にも思えず…
まぁムースの異常者物語としては面白いんだけど、オチでしっかりムースが裁かれず終わるのもなんだか違和感あり。
冒頭にも書いたとおりトラボルタの異常者姿を楽しむ分にはまぁ少なからず笑わせてもらうところもあったが全体的にはなかなかつまらなかった。
最高に素晴らしい
映画秘宝の最強新聞のコーナーで紹介を担当させていただいております。長年映画を見続けて老いを感じるころ合いになってしまった我々にはただごとでない映画で、イオンが配給だからみんなの近くのイオンシネマで上映されます。新潟はイオン新潟西での上映が決定しています。胸を張ってお勧めします。みんなで見よう!
(追記)
イオンで公開されていたので2回目。やっぱり素晴らしかった。これまでこのようなクレイジーなオタクを描く際には嘲笑や揶揄、排除の対象が多くて、今敏監督の『パーフェクト・ブルー』などオタクがもろにストーカーの犯罪者で恐怖の対象で排除される様子が描かれていて、お前はそうじゃないのかと今監督が大嫌いになった。細田守監督の作品にも同様な印象がある。『ファナティック』ではキモヲタを共感や敬意をベースに描いている。
トラボルタも若いころは『サタデーナイト・フィーバー』でそれこそ、ハンターをはるかに超えるレベルのスーパースターで、キモヲタに迷惑してひどい対応もしたのだろう。しかし長い低迷期を経て『パルプ・フィクション』でスターに返り咲いてからは「ファンあってこその自分」が身に染みて実感したのではないだろうか。ハンターがそもそもトラボルタで、トラボルタが若いころに冷たくあしらったキモヲタがムースで、そのように冷たくした相手に懺悔して、実は自分もキモヲタで仲間だという気持ちでムースを演じたのではないだろうか。そうしてこの映画の暖かみが醸し出されているのではないだろうか。
ムースの友達のリアがあり得ないレベルでムースに親身で、ファンタジックな存在かと疑念が生じる。
70前くらいのトラボルタと同世代女性がお友達と見に来ていて、そういう人たちはどのように受け止めるのか、ちょっと気の毒であった。
ファン心理とはどのようなものか
ホラーというような感じではありませんでした。ホラー好きではなく、人間ドラマ好きにおススメです。
ファンはこんなに思っているんだ、純粋な気持ちで応援しているファンの気持ちになりました。ちょっと怖いと思いますが、かわいそうだと思ってしまいました。サイン会に行くためにベストを買ううことができ、嬉しかったと思います。それなのに。
いいファンでいるということは踏み込みすぎないことなのですね。熱烈なファンが支えている部分もありますが、芸能人からしたら怖い部分もあるのでしょうか。
面白いお話でした。
全47件中、41~47件目を表示