ファナティック ハリウッドの狂愛者のレビュー・感想・評価
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面白い
ラストとか「はぁ?」って感じだし
ツッコミどころも多くて
脚本も薄い気はするけど、
トラボルタの怪演あって面白かった。
他のレビューなんか見てるとトラボルタの迷走と言われてる
けど、僕は新しいトラボルタが観れて
やっぱりスゴい人だ!と始まって早々に思いました。
ただやはり脚本が単純過ぎる気はしてて、
トラボルタが精神病のような感じなのはどうなのかな?
と思いました。ファンと病気の比重の問題なのか、
可哀想な感じもしてしまった。
話も単純で面白く見えたけど、ラストは残念だった。
まず家政婦ずっと放置かい!とうのが気になって仕方なかったし、決着の付け方も中途半端。
役者が何故か捕まって終わるけど、
どう考えてもこの後ムースが捕まるしね!
どこで終わってんねんと言う気はしました。
でも、トラボルタのおかげで面白かったし、
トラボルタだから面白かったと言える。
最後まで飽きずに楽しむことができました。 トラボルタの怪演が光る作...
これは非難される要素が多すぎる…
トラボルタは障がいのあるムースを上手く演じているが、悪意のある知り合いや過剰に接近し過ぎたスターとのトラブルなどを見せられると気分の良いものじゃない。
知的障がいがあるなりに何とか生活出来ている様子で、理解ある人には愛されているムースだが、彼を理解するには忍耐も必要とするだろうし、深く関わるより排他的な対応される事が多かったのも想像に難くない。
神の如く崇めていたスター、ダンパーとの邂逅がムースの人生を変えてしまうのは不幸なことだが、この刺激のせいで、彼がこれまで守れていた社会的なルールを越えてしまう。
映画と現実の境が無くなってしまった後のムースは見ていられない。
ハリウッドスターの虚像と現実。
虚像だけを信じたムースは現実に堪えられなかった。理解できないから仕方ない問題ではある。
ただ、メイドのドーラの件はムースがやらかしたのだから、ダンパーは何の容疑で逮捕されたのだろう?不法侵入したストーカーは裁かれないのか? ムースへの過剰防衛としても警察はずさん過ぎるし…。
後、この映画は誰に観せたかったのだろ?
笑って済む内容じゃないし、そりゃラジー賞貰うのも納得できる。
ニッチな作品であることは言うまでもないし、ハリウッドの虚像を叩くなら他にやり方あるだろう。内包されたテーマもあるんやら、無いんやら解らん。
非常識なファンが騒動を起こし、ファン軽視のスターがヒドイ目に遭う…だけの映画に見えるから、何度も観ようとは思わない。
やはり最大の見どころはトラボルタ
トラボルタほど毀誉褒貶が激しく、幅広くバラエティに富んだ役を演じる人はあまり見当たらない。その意味で本当にこの映画はザ・トラボルタ。トラボルタの数奇な俳優人生が導き出した究極のかたち。彼の生き様を見せられたかのような映画。
『グリース』や『サタデー・ナイト・フィーバー』で世界的なブレイクを果たし、その名を知らない人はいないくらい有名になったのに、エミリオ・エステベスが『D2 マイティダックス』シリーズの人として知られていったように、『ベイビー・トーク』シリーズの人となとなっていく。かと思いきや、ブライアン・デ・パルマ監督を敬愛し、『ミッドナイト・ナイト・クロス』を生涯のベスト映画に何度もあげているクエンティン・タランティーノに見出され『パルプ・フィクション』で2度目のブレイク。
強面を強調してジョン・ウー監督のアクション映画にも出演。ひょろっとした体でクネクネした踊りを踊っていた自身のイメージを払拭したかったのだろうか?
その後は、『バトル・フィールド・アース』でのバカすぎる宇宙人役で悪い意味で人々の記憶に残ることに。
その宇宙人にも増して、キャリア初期に青春スターとして大成功した後にその爽やかなイメージをぶち壊す俳優道をあえて進んできたと確信させてくれる、そんな自傷癖を感じずにはいられないのが本作の役どころ。
大好きなB級アクションスターに好かれたくて、サイン会で覚え愛でたくしてもらおうとサイン迫ったら、ファンなんか全然気にもしてなくて、むしろ軽蔑しているクズ野郎。これはおそらくトラボルタ自身であり、自虐的に自身をカリカチュアライズしたといえるキャラクター。
トラボルタも狂ったファンやパパラッチに追いかけられたり、ファンにうんざりすることもあったんだろう。ときにはファンにひどいことを口走ったりしたかも。
『サタデー・ナイト・フィーバー』の時の強烈なスター性にあふれたトラボルタが大好きなファンは、彼のイメージを青春スターとして固定化して追いかけをするだろう。それくらい彼はかつて輝いていたし、カッコいい大スターだった。でも、勝手に自分が何者であるかを他人に決めつけてくる、そんなファンにトラボルタがうんざりしているのは容易に想像できる。
そんなうんざりするファンを、狂ったキャラとして演じてみて自分の俳優人生を俯瞰して冷静に振りかえることができたんだろうと思うとともに見えてくるのは、彼の役の幅広さと奇人変人を演じたがるその指向は、『サタデー・ナイト・フィーバー』のイメージで固定化してくるファンへの復讐であるということだ。
トラボルタの復讐によって、青春スターのトラボルタが好きだったファンは落胆のどん底に突き落とされ、それを嬉々として楽しむトラボルタの顔が目に浮かぶ。
僕はストーカーじゃない
映画オタクの狂愛を描いた作品でストーカーの心理が上手く描写されている。サイン欲しさの行動がどんどんエスカレートしていく姿が痛々しい。「僕はあなたの大ファンです」「僕はストーカーじゃない」自分では気が付かないストーカーの狂気をマザマザと見せつけられた。
2020-164
オタクのストーカーなのか?
パワー系
あのトラボルタがオタク役!と言うことでとても気になりました。
なかなかのビジュアルでトラボルタの存在感を消す程、気色悪いです笑
問題なのは、ハンターもファン大事にしてさっさとサイン書けばよかった話でもあります。
ムキになって否定すると極端な人も中にはいますからね。
かと言ってムースもやりすぎ、善悪の判断が薄めなのでこれがまた怖い。
結局どちらにも感情移入できません。
なので淡々と第三者目線で見てしまうので微妙な感じでした。
つまらないわけではないのだけど、、
ときどき見えるホラーネタは面白いけどなぁ。
ムースの周りはわりとムースに寛容、特にカメラマンの女、どれだけ世話好きなの?
アプリ教えて、中途半端に甘やかしてなんだか見てて呆れます。
ハンターも最後はかわいそうな結末に。
なんとも後味すっきりしない作品
うーーーーん、これでイイの?トラボルタさん。
想像通りのお話しでした。
だからこそ・・・残念で仕方ありません。
トラボルタはじめ登場人物は十分演じられてましたが
あまりに話の内容が既視感タンマリで、なぜ、今これを作らなければ
ならなかったのか?がわかんないんですよね。
トラボルタ出演映画を全て見ているわけではありませんが
多分、これまで演じたことが無いキャラクターだと思います。
(間違っていたらすみません)
そんなキャラを十分演じられているのは素晴らしいですが、
そこまでなんだよなぁ。
作品全体に「アイデア」を感じない。
そんな残酷描写いるーーー?なんのための描写???
ともかく脚本が浅すぎるのでは?など思ってしまいました。
だから、インパクト強い演出になっちまったのかなぁ?・・・。
とにかく期待していたので残念な気持ちでいっぱいでした。
トラボルタは熱演…
オタクに徹したトラボルタの怪演はなかなかのものがある。仕草や歩き方、自らの価値観が全ての特異なものに対する異常な熱意。それとニューバランスのスニーカー。時折、可愛らしさもあるアダルト・チルドレンの雰囲気には、並々ならぬこの俳優の実力を垣間見る。
しかし、脚本が薄っぺらい。エンディングが破綻しており、それまでの面白さを台無ししてしまっている。リンプビズキットはロブ・ゾンビにはなれなかった。オタクの心理に迫り切れていない。オタクのイメージだけでオタクを表現してしまっている。恐怖映画好きを表すためのガジェットとして、ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リヴィング・デッド」にジェイソン・ボーヒーズのコスプレ、台詞だけのフレディでは、説得に欠けるだけではなく、悲しいくらいに浅薄であり、とても詰まらない一般的な知識レベル。数少ない友人たちとのやり取りもかなり表層的だ。トラボルタが秀逸な分、残念な出来だ。
これは一体どういう話?
トラボルタの怪演は別として
星1と星5の間!
ストロベリームース
だが甘い内容の映画ではない。
映画スターのダンバーとイチゴが好きな主人公、ムース。しかし、好きなあまりにダンバーに対する行動はエスカレートしていき、最後はとんでもない展開に…。
サイン会があると知り、憧れのダンバーに会えると喜ぶオタクのムース。だが、あろうことか自分の番が回って来たと思ったらある出来事のせいでサイン会は中止に。
ここまでだったらとても可哀そうなファンとして同情できるのだが。彼の偏愛はファンの境界を明らかに超えてとんでもない行動に出てしまう。
ムースもただの極悪ストーカーというわけではなく、少なからず彼を大切にする人もおり、大道芸人としてお客さんを大事にしない輩を許せない等、良い所もある。とは言えね…。
人気芸能人をうらやましいなぁと思うことはあれど、こういう映画をみると、きっと大変なことも多いだろうなと。
ダンバーのような屈強な男でさえ死ぬほど怖いだろうから、女性芸能人の方なんかだったら尚のこと。
特に今の時代、住所を特定することなんてその気になればできちゃうだろうし。。
ってゆうかダンバー可哀そうすぎでしょ!!
ホラー映画好きなムース。しかしあんた、ホラーよりよっぽど怖いよ!!
…と思わせてくれるトラボルタ氏の怪演が見事でした。
原チャリからはみ出ちゃってます
人気ハリウッド俳優ハンター・ダンバーの大ファンのオタクがストーカーと化す話。
初っぱなの歩き姿から、痺れるオタク感全開で、唯一の友人のカメラマンの手助けを受けてパーティーに潜入したと思ったら、オタクな言動全開!…というより自閉症スペクトラム!?
そして本屋のサイン会で自分の順番直前で、サイン会が中断となり、自制がきかず盲目的に自分の想いを爆発したさせて行く。
パフォーマー仲間との件では、マジメでお人好しでちょっと可愛そうな感じもあるけれど、ストーカーであることを自認できず、ただのオタクがエキサイトしたものだとしたら不快だし非常~に気持ち悪いし恐ろしい。
自閉症スペクトラムであることを明確にしたら悲しい話になるけどね。
最後はちょっと中途半端で物足りなかったり、モヤモヤ感もあったけれど、それが又不快でもあり、嫌な余韻が残った。
イカれっぷりがエグい
珍しく嫁さんが観たいと
ゆことで観てきました。
なかなか面白かった。インパクト ゆうか
パンチがある ゆうか
飽きずに観れました。
嫁さんに感想聞いたら
『展開がイマイチ』
『面白くなかった』やて
えー?!(゚Д゚)
淡白で物足りない
先日NETFLIXで2007年制作の「ヘアスプレー」を観たのだがこれがとてつもなく面白くてジョン・トラヴォルタの演技が心に残っていた中で公開となった本作。今回はオタクオヤジのストーカー役だというのでどうしても観たくなってしまったのである。予告編で本編の9割は分かってしまう内容でありそれ以上でも以下でもないのでエンドロールが流れ始めて「えっ?・・」「ちょっと待ってよ」となる。間違いなく。88分というのはあまりにもアッサリ淡白で短すぎるにもほどがある。同じハリウッドが舞台の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は161分。「アンダー・ザ・シルバーレイク」は140分である。長ければ良いというものでは勿論無いが、監督のフレッド・ダーストはミュージシャンだけにMTVと映画を勘違いしているのではなかろうか? トラヴォルタの怪演が見事なだけに、もう一山・ふた山は欲しい。残ね〜ん!
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