「ミリー・ボビー・ブラウンのはじける可愛さがかわいい(語彙)」エノーラ・ホームズの事件簿 クラララムボンさんの映画レビュー(感想・評価)
ミリー・ボビー・ブラウンのはじける可愛さがかわいい(語彙)
主演ってのは前々から知ってたけど、この元となる小説を拾って権利を獲得して制作にまで入っているとは……。才能がすごい。将来的には女優系のインディーズ映画監督になりそう。
それはともかく、正直ミリー・ボビー・ブラウンが可愛い。と、いうか役者陣の配置が天才的。
という点が一番素晴らしくて、あとは「嫌な映画を見た後にお口直しでさらっと見れる、楽しい映画」くらいのポテンシャルしかないとは思う。
何かを学んだり驚いたり、ということはないけど、時間のあるときに何かもう一本見て楽しい気持ちになりたいな~というシチュエーションでお勧めできる。
この映画の肝は役者陣の配置。
ミリー・ボビー・ブラウンのはじける可愛さは勿論のこと、
ヘレナ・ボナム=カーターを「変人でちょっと魔女的だけどそこがかっこいい」母親役に、
ヘンリー・カヴィルをホームズに据え、
少し心配だったマイクロフトのサム・クラフリンも驚くほどしっくりときた。
(いや、ほんと驚いたんです。サム・クラフリンってどちらかといえば野性味のある美男というイメージだったので……)
まあ基本的にティーン好みのイケメン美女配置ではあるんですけど、
実際映画の中身もティーン向け(それも10代前半くらいの)の夢のある内容なのでこれで良いんですよね。
中身はそれほど凝ってはないんですが、それぞれの役者がイキイキと演じているので、
今後もし次回作などの展開があれば見てもいいな~って思いました。
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