劇場公開日 2020年9月11日

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「ジョアンのピアノと生き様に感動する逸品」マイ・バッハ 不屈のピアニスト エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジョアンのピアノと生き様に感動する逸品

2020年9月29日
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鑑賞方法:映画館

Johann Sebastian Bach & João Carlos Martins❣️

今作はブラジルのピアニスト、ジョアン・カルロス・マルティンスのアンソロジー。「20世紀最高のバッハの演奏家」と称されたということだが、クラシックの演奏家には明るくないので彼のことは知らなかった。

いわゆる神童だったのですね。若くして世界に出たのだが、人としては問題ありで、次々に遭遇する苦難も自業自得と言えなくもない。そんなダメなところも憎めないのは抜きんでた才能のせいか。

今作の演奏はすべてジョアン自身によるものとのこと。映画好きには欠かせないバッハの音楽が在りました。極上の音と下世話ながらも実に人間的なジョアンの生き様に感動する逸品であります。

エロくそチキン