「壮大な愛と友情の物語」名も無き世界のエンドロール 星月夜さんの映画レビュー(感想・評価)
壮大な愛と友情の物語
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まっけんファンの友人と感想をかわしたいのもあって初日鑑賞。
岩田剛典さんと新田真剣佑さんが初共演という話題性がある映画。
行成薫氏の小説は未読です。
幼なじみのキダとマコトそして転校生ヨッチが3人で支え合う姿だけでもウルウルきた。
時系列があっちこっちするけれど分かりやすく展開し、ラストに繋がる抑え気味の演技と演出で静かに物語が進みます。
政治家令嬢リサ役の中村アンさんの高慢っぷりと山田杏奈さんの真っ直ぐさの対比も良かった。
キダとマコトは交渉屋と会社経営者としてそれぞれの社会でのし上がっていく姿がかっこいい。
2人が10年の歳月をかけて企てた壮大なプロポーズ大作戦。
途中で結末がわかってしまうけど…真実が明らかになったラストはすっきりするというより切なすぎて胸が痛くて泣けた。
サスペンスというより壮大な愛と友情の物語。
佐藤祐市監督の代表作がまた増えましたね。
エンドロールまでは良かったけれど、その後アフターストーリーの宣伝はちょっと興醒め気味でしたが…
マイナス0.5
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