「本当のエンドロールはdTV」名も無き世界のエンドロール ONAKAMAさんの映画レビュー(感想・評価)
本当のエンドロールはdTV
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思っていた以上に楽しめました。
番宣をする番組を中々見なかったので、予告編で流れていた衝撃のラスト20分という情報だけを頼りに鑑賞。
キダとマコトとの友情、ヨッチとの恋愛、ヨッチを轢き殺したリサへの復讐、と複雑ながらも観客に分かりやすく進んでいくストーリーがお見事でした。主演2人や、山田杏奈さん、中村アンさんと演技のレベルもハイレベルで、見ていて圧倒されました。
特に終盤の声を張り上げる演技では、ただ張り上げるのではなく、10年分溜まった怒りと小さなことにネチネチしてくる男への怒りのぶつかり合いがお見事です。
ラストの展開まではなんとなく読めているけれど、ラスト20分のまた終わりの方で、爆弾を仕掛けていた部屋は違う部屋だったというドッキリを仕掛け、もう一捻り加えてくるところには一本取られました。
岩ちゃんがひたすらに可哀想な映画でした。
ただdTVに後日譚を持ってくるあたり大人の事情が感じられて残念です。
鑑賞日 1/29
鑑賞時間 16:45〜18:35
座席 I-13
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