アンチグラビティのレビュー・感想・評価
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題名が良くない
全くの予備知識なしで観賞。
冒頭のCGが雑過ぎて「?」となる。そのせいか、終始、映像周りがどうしてもちゃっちく見えて勿体ないあと気になる。しかし、その直後の出来事の伏線なのかな?とも思わなくないですけど。後付の解釈ですが時すでに遅し。
ロシア版のインセプションっぽいんだけど、ガチャガチャ街が、風景が動いていくというよりは秩序なく縦横斜めに風景が配置されていてその風景のやり取りだったりが退屈。物理的におかしくないか?的なところは多々感じたけれど脳内ならなんでもありなのか?なお、脳内の出来事ということではマトリックスの方が近いかもしれないんだけど、彼らはどこでどうやって共通プラットフォームに集められたのかが理解できず、「???」となる。
インセプションとマトリックス、メイズ・ランナーを取りまとめてみました的な映画かなと思うのですが、どれにも及ばない作品になっちゃいましたという感じ。
なお、タイトルと作品のギャップがある。どこにも重力はあったから。
ロシア製作ムービー!?
誰がこんなん観るねん!?
他に観るもんないし、予告編はなかなか面白そう
で、しょぼいCGを使った
キアヌリーブスのマトリックスと
クリストファーノーランのインセプション
をくっつけて粉々にした二番煎じをロシア!が製作。
A級作が公開を避けているので
多種多様な国の映画を見られるのはまあ悪くない。
総じてこんなもんでしょうが。
60点
アレックスシネマ大津 20200709
ロシアンクオリティの証明
ロシアの映画でパッと思いつく作品は、「ナイト・ウォッチ」と続編「デイ・ウォッチ」だろう。それ以外はどうってことない作品が多く、万人の目に触れる様な作品が少なかった。近年、本作を始めとするロシア製のSF作品が多く登場し、日本でも陽の光を当たる時がやって来た様だ。特に本作はそれを象徴するかの様な作品だった。
ロシア版「インセプション」と言ってしまえばおしまいだが、ロシアの作品は格段に映像技術は良くなっている。本作は特に地球上での物理や時間の法則は存在せず、まさに夢の世界の物語である為、物体があり得ない構図で存在していたりするものだ。この設定こそが「インセプション」の様だが、ストーリーはこれまたロシア作品らしく独特な世界観であり、ハマればかなりハマるのではないだろうか。
小難しい説明はそれ程無く、意外にもストーリーはファンタジックである。夢の中に生きる住人と、そこを闊歩する奇妙な生物。地球上では通用する物が通用しない奇妙な世界ではあるが、そこにも一定の法則が存在し、主人公らは冒険を続けるのである。設定等はベタ中のベタな印象だが、普段日本やアメリカの作品では観ることが出来ない世界観や空気感を思う存分味わいつつ、鑑賞する事が出来る。
問題を上げるとするならば、本当に夢の中の出来事というオチだった事だろう。パラレルワールドの中でのユートピア的な表現の方が納得のいく展開だったのではないかと思ってしまう。最後の最後の展開でテンションが落ちた作品はしばらく無かったが、本作はまさにそんな作品である。物語の構成等は好みだったため、悪くはない作品だと思うが、「何か違う」路線に入ってしまった珍しい作品だ。
【”昏睡状態の人間の脳が作り上げた記憶の世界からの脱出”VFXビジュアル満載のロシア製SF映画。CN好きのロシアを率いる男が、今作の制作を指示したかどうかは、定かではない・・。】
ロシア版インセプション
というくらい映像面がインセプションのようでした。
内容は別物ですが。演技も音楽も映像もストーリーも
かなりよくまとまっていました。
”アトラクション 侵略・制圧”でも主演で活躍していた
ライナル・ムハメトフが結構好きかもしれません。
アブ・シンベル神殿!!
昏睡状態に陥った人がたどり着く、夢と記憶が入り交じった夢幻空間。そこに住み着く怪物と闘いながら、平和な地を求め旅立つ一行の物語。
開始程なくして夢幻空間の場面に。
グニャリとした風景はどこか幻想的でなかなか好きな世界観。
しかし、予告編では怪物とのバトルがメインみたいな描かれ方だけど、予告のバトルシーンは粗全て開始10分もしない間に回収。
以降はちょくちょく闘いも挟みながら胡散臭い内輪での揉め事が続く。
雰囲気はかなり好きな感じの作品だったが、ラスボス(!?)の言っている事とやっていることが支離滅裂で・・・
そうしたいなら何故そんなこと言っちゃうの?みたいなことをベラベラと喋るし、
終始、何寝ぼけたことを言っているんだ?(いや、実際に寝ているんだけど)とずっとツッコんでしまった。
ラストも盛り上がりにちょいかける。
シンプルにドンパチやってくれても良かったかな。。
しかし、アブ・シンベル神殿!!
昔から、一体だけ崩れているあの像が不思議で色々と思いを馳せていたんで、まさかこんなところで出会えるとは!
個人的にとても興奮してしまった(笑)
『インセプション』似かと思っていたら『ドラえもん』似だった・・・by井上陽水「夢の中へ」
「気ままに夢見る機」を使った世界。好きなように建築設計できて、のび太たちは楽しく暮らすのだ。ちなみに主人公の男に名前がなかったので、以下便宜上敢えて“のび太”とする。
しかし、設定上は夢の空間ではみんな昏睡状態にあるという。戦士のファントム、予言者のスピリット、ヒーラーのフライ、地図ならおまかせの男など特殊能力を持った者たち。その他は力仕事専門だ。そんな中、リーダーのヤンはのび太が死神リーパーのいない島を知っていると告げ、外への冒険に参加することになるのだが、のび太の特殊能力がわからない・・・のび太は銃さえ使えなかったのだ。
ファントム(お前はジャイアンか!)はのび太に「俺の女に手を出すなよ」と忠告するが、あっさりフライといい仲になってしまうのび太。さらにのび太は夢の中なのに夢を見て、徐々に記憶を取り戻しつつあったのだ。とにかく実戦を重ねて特殊能力を見つけよう。と、仲間たちから色んな情報を仕入れる。
まるで『インセプション』のように重力無視した立体映像。さすがにCG感がもろに出てるのですが、夢だからしょうがない。そして、この夢の世界では時間が進むのが遅くて、千年くらい生きられるという。相対性理論を生かした4次元世界とでも言うべきか、そういや、のび太の部屋にもアインシュタインの写真があった。
のび太の特殊能力は何なのだ?!と、ストーリーが進むと、実は建築士だったことがわかる。これこそRPGの世界。ドラえもんの『夢幻三銃士』だ。いやいや、最初からヤンはわかってたでしょ。もったいぶらずに・・・といった内容だ。
現実の世界がなかなかユニークで面白かった。アブ・シンベル神殿も良かったけど、本物を使ってもらいたかったかなぁ。未来建築の空虚さも印象に残ります・・・けど、住みたくない!
ダリ+エッシャーの世界観
ロシア映画。なかなか凄い!
「ロシアのマトリックス」以外の感想が出てこないw
もうね。無茶苦茶わかりやすいマトリックス。ストレートで分かりやすい設定。ネタバレも、マトリックスがあるだけに、すんなり納得。天地が入り乱れる世界の風景は、なかなか目新しいし、結構面白いと思いました。なんだけど、不思議なくらい、ドキドキしない。
へー、そうなんだ。やっぱり、そうなるよねー。そう来るの?まぁ、妥当だよねー。うんうん、そうするよねー。やっぱりねー。
無難な優等生のおしゃべりに、相槌を打ってる気分になる映画だった。ハリウッド慣れした人、B級カルトマニアの方にとっては、もの足りないのではないでしょうかと思いました。
モンスターにも仕掛け人側の描写にも、迫力が無いんですよねぇ。バトルも地味やし。そこがネックになってると思いました。
わたくしとしましては、ロシア美人を堪能できたので、そこそこ。まぁ、満足でした。ショットガンがモスバーグ M500って所にはクレームつけたくなるミリヲタ一人。ロシアのショットガンを見たかったですw
精神と時の部屋
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