劇場公開日 2020年9月11日

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「ホラーというより狂気映画」妖怪人間ベラ ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0ホラーというより狂気映画

2024年9月7日
PCから投稿

転校生がいきなり いじめに会うのが
主人公のベラ。
いじめはとても目立つもので、目撃されずに実行する事は 絶対に不可能。
しかも不自然に問題にもされない。
その後の展開も意味がわからない。

ベラに牙を剥いていた少女が 狂気に陥ったあげく、ベラを殺し、
好きだったはずの少女までも 傘で刺して殺してしまう。
ビニール傘で、分厚い胸のど真ん中を刺し貫くという あり得なさ。
まして その傘を抜いて傘を広げ、返り血を防ぐというバカさ加減。
殺された少女の葬式があったのに、犯人が血の付いた制服姿でうろつく異常な世界観。
ホラーだからといって、支離滅裂過ぎる。

物語では、この少女の狂気を切欠として主人公がおかしくなり、
異常な行動をするようになるが、この過程も理解に苦しむ。
その後はさらにご都合展開。
主人公が 妖怪人間の残骸を飲んで、めでたく妖怪人間になるのが本作品の最大の問題点。
この設定だと世の中は妖怪だらけ。
ジャンプスケアだけのホラーだった。

ビン棒