ネバー・ダイのレビュー・感想・評価
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水野美紀の蹴りは綺麗でした。
なりゆきで内臓密売組織から少女を救い、組織に追われる女性スタントマンとその仲間達の闘いを描く物語。
初めて観るフィリピン映画ですね。廃ビルに逃げ込み組織と死闘を繰り広げる設定は興味をそそられますね。アクションも頑張っていたと思います。
ただ、主人公が「スタントマン」と言う設定には無理があります。冒頭でサンドバックを蹴るシーンが出て来ますが、腰がまるで入っていない素人の蹴り。別の職業設定にした方が無理がなかったように思います。
もう一つ言えば、相手組織の描き方に不満が残ります。廃ビルに何人入って、でも何人かが主人公たちに殺されて・・・それらの描写が不明瞭なので、いつまで経ってもチンピラがワラワラ湧いてくるような印象を持ち、メリハリを感じません。
また、組織メンバーも仲間が殺されているわけで、それに対して怒りや悲しみや恐怖や・・・そんな感情をしっかりと描けていれば、物語の奥行きが広がったように思います。
ただ、漫然と廃ビル内で乱闘している内容になったのは残念でした。
私的評価は2.5にしました。
フィリピンのアクション映画
主人公はマニラでスタントをして生計を立てているが、友人が儲け話を持ち込んできて、つい乗っかってしまう。
現場でこれは辞めようとなるが、ギャングたちは許すわけもなく、生き残りをかけた脱出ゲームが始まる。
夜のマニラは怖い。
起伏なく
仲間と小遣い稼ぎの仕事に行ったら、臓器用人身売買組織と気づいて、捕らえられた子どもを連れて逃げ出し。
逃げて、追いつかれたら戦って、また逃げて。
単調でつらい。
普通で50〜60分程度、長くても90分以内に詰められる内容。
カット割も、音楽も、80〜90年代の学生フィルムっぽい素人臭に満ちている。
格闘に関しても、主人公がスタントマンという設定の割には線(筋肉)が細いわ、キックやパンチが大雑把だわ。
また、いくらフィリピンでも、路上で剣や銃を使い、警官含めた人死が出ている殺し合いの事件が起きているのに、機動隊相当の組織が全然動かないのも不自然など、脚本もダメ。
娘は名前を知ってます。
仕事が上手くいってないスタントマンの女性が仲間と共にギャングから逃げる話。
友人に話を持ち掛けられて、仲間と共におくすり屋さんのお手伝いに行ったら、本当は人身売買に関わるお手伝いで、断って追われることになるストーリー。
チューニング前の長谷川京子みたいな主人公を中心に、走って、追いつかれて、闘って、を約80分。
途中バラバラになってそれぞれの見せ場なんかもあるけれど、基本同じ様なことの繰り返し。
激しい戦闘シーンが盛り沢山で、つまらなくは無いけれどやっぱりストーリーに変化が無いから飽きるよね。
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