「自給自足ですかね」GAGARINE ガガーリン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
自給自足ですかね
パリ郊外にあるガガーリンという名の公営集合住宅が取り壊されることになり巻き起こる話。
母親に置き去りにされた少年が、住民の退去が進み解体工事が始まって尚、母親に置き去りにされて一人で暮らす少年が、部屋を魔改造しながら住み続けるストーリー。
ロマの問題も孕みつつ、少年の夢や交友関係をみせていくけれど…16歳ですかぁ。
そういえば、そもそも自分は居住している「場所」とかに拘りはなく、補償されるなら構わんよってタイプだった。
まあ、彼の場合は母親を待つ、再開できる可能性への期待もある訳だけれど、その割にその辺を訴えかけてくる感じでもないし。
友情模様も恋愛模様もちょっと中途半端だし、こんなに杜撰な解体及び発破の管理って…。
ラストははっきりしなかったけれど、ルーベンスの絵をみられた少年と犬的なことですかね?
内容も雰囲気もお花畑感があって自分にはハマらなかった。
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