「まだ赤組感はないけれど。」七人樂隊 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
まだ赤組感はないけれど。
1950年代から未来に至る香港を舞台にした、7人の監督による7本のオムニバス。
稽古
師匠のもとでカンフーを教わる弟子達の話。
だらけた一面と真剣に取り組む姿と、ラッキーばかりは…それもこれも引っくるめてですね。☆2.5
校長先生
優しい校長先生のもと学んだかつての学校の話。
目を細める想い出に今も続く関係にと面白かったけれど「校長先生」というより「王先生」じゃない?☆2.0
別れの夜
家族と共にイギリスに移住することが決まった少女と彼氏の恋愛話。
初恋の想い出?若者とはいえ何だか面倒くさいやり取りだった。☆1.0
回帰
イギリスに移住する孫娘とカンフー爺ちゃんの話。
何だかんだ爺ちゃん大好きな孫娘とファンキーカンフー爺ちゃんのやり取りが可愛らしいし愉快だった。
☆2.5
ぼろ儲け
株価や地価に一喜一憂する投資で儲けたい若者の話。
香港の情勢の紹介に取って付けた様な投資話をくっつけただけですね。☆1.5
道に迷う
イギリスに移住していた妻&息子と待ち合わせ久々に香港市街にやって来たオヤジの話。
昔は、昔は、昔は…気持ちは解らなくもないが面倒なオッサンですね。しかもそこから回顧?な流れも特にハマらず。☆1.0
深い会話
精神科病院で繰り広げられる医者と患者のふざけた会話劇。
ノリとテンポは良いけれど、脈絡はあるとはいえ監督がどうとか言われても知らんがな…な自分には半分以上解らず空気感だけ。参加監督の予習が必要。
☆1.5
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