新感染半島 ファイナル・ステージのレビュー・感想・評価
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最初から最後まで引き込まれた!
前作知らないけど、最初から夢中に!飲み込まれた!
凄い凄い面白い!!
映画だと頻繁に時計を見る自分なんだが、
見る事なくラストまで!
ハラハラしながらあっという間の2時間。
最高でした。
息つくひまなし。
一作めは感染拡大の話だったから人間関係ネタがいろいろ絡んでたけど今回は感染しつくした半島からの脱出だからのっけからノンストップ。マッドマックスのごとく行って帰るというシンプル構造。が、ゾンビはあくまでもベース。カーアクションが見応えたっぷりエンドレス。最高に楽しめた。
マッド!
今、俺はモーレツに感動している!
あの、邦題以外に欠点のなかった傑作ゾンビ映画の前作「新感染ファイナルエクスプレス」の後を受けて、それでも前作をなぞることもせず、敢えて、敢えて!『マッドマックス2+サンダードーム+怒りのデスロード+ゾンビ』をやりたいと考え、やり切ってしまうヨン・サンホの、韓国映画の心意気に、モーレツに感動している。
もちろん、今作はチャレンジが大きいだけに死角も多い。ミニチュアはミニチュアに見えるし、CGはCGに見える。キャラクターの描き込みは足りないし、ゾンビが誰を襲うかは恣意的だ。そして邦題は前作以上にクソだ!
でもね、でも、この心意気でやってくれるなら、俺は応援したい!
前作を観て、だからこそ今作の予告編で観ようかどうしようか迷っている人にこそお薦めしたい。
本公開でもまた観る!
前作には及ばないが
出だしは快調に始まったが、徐々に中弛みで、
後半はマッドマックス調で盛り上がり、ラストは涙なしには見れない感動で終わります。
見応えはあるのですが、今の時期に感染物が良く公開できたなぁ。と言う感じ。
ゾンビより人間達のがタチが悪いというのは伝わります、
前作とあまりに違いすぎてもはやゾンビ映画ではない。でも・・・
舞台は前作から4年後、韓国は朝鮮半島ごとロックダウンされた世界。韓国から香港に逃げ延びた元軍人のジョンソクに妙な仕事が舞い込む。それは仁川港から韓国に侵入し橋の上に放置されたトラックを3日以内に回収すること。積荷は2000万米ドルの現金で成功報酬はその半分。ジョンソクら4名のチームは難なくトラックを発見するが・・・。
最初に言っておきたいのですが、これは前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』とは全く異なるテイストの作品。例えるならば『マッドマックス』と『マッドマックス2』くらい、『エイリアン』と『エイリアン2』くらい、『プレデター』と『プレデター2』くらい違う。すなわち前作を絶賛した人が必ずしも納得する作品ではないです。
最も大きな違いは本作はほぼゾンビ映画の体を成していないこと。恐らくですがこれは意図的にゾンビ映画の一番の肝を敢えて端折って、あるものに置き換えている。この点に納得いかない人が多いと思います。もう一つ、人間ドラマが幾重にも積み重ねられた前作に対して、本作は拍子抜けするくらいに物語がシンプル。言ってみれば世界から隔離されて4年が過ぎ完全に異世界となった朝鮮半島でのサバイバルアクションがこれでもかと強調されている。これはほぼ朝鮮半島版『ドゥームズデイ』もしくはソウル市街版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で、イモータン・ジョーに相当する民兵組織が変質した631部隊のファン軍曹がその強烈なキャラクターで物語の半分をかっさらっていきます。前作を絶賛する人はこの辺りに強烈な違和感を感じてしまうのではないかと思います。
しかし、本作には上記で一切言及していないあるテーマ、前作になかったサムシングが詰まっていて、それが本作の魅力の全てと言っていいでしょう。それこそがエンドクレジット後の場内に拍手が起こった理由だと思います。それが何かは是非ともご自身で確かめてもらいたいです。要するにこれは私が今年鑑賞した映画でベストワンになる可能性が非常に大きい、すなわち傑作。パンデミックに喘ぐ世界でまさに起こっていることに真正面からNOを叩きつけるクライマックスに吐くぐらい泣きました。
クソ邦題案件
なんだかすごく平凡だった。それもクドく、全体的に浅い。全く記憶に残らず感情揺さぶられない。感情より理論が勝るような浅はかなご都合主義とタルさが、作品全体を平べったく包むように悪目立ちしていた。押し寄せるゾンビの波・ドミノ倒しや、それを轢く・撥ねる車など、同じような展開・画のひたすらゴリ押しにはもういいよとなってしまう。全体のプロット的には例えば『マッドマックス2』なども彷彿とさせはするが、肝心のカーチェイスは個人的にハマらないVFX満載のぎこちない仕上がり(と周囲のセット感)で、そこもまたノレなかった一因か。
なんだったら少しイライラしさえした。敵対するキャラクター達も前回の人間的にリアルだからこそ印象に残る(キャラが際立っている、味がある)クソ野郎というより、それこそ『マッドマックス』とかの世界で、ヘタしたらナイフの刃先でもニタニタして舐め出しそうな、そういう分かりやすく薄っぺらい奴しかいなくて、まるで印象に残らなかった。終盤なんてやや御涙頂戴クソ邦画かよとか思ってしまった。最初の方と最後の方に出てくる外国人もなんとも安っぽい。けど朝焼けという意味で元旦(元日の朝)に見るのには合っているのかも?スクリーンでも初日の出だなんて言ったり。とりあえず、やはり前作『Train To Busan』が特異な傑作だったということで。カン・ドンウォンは格好良い。
P.S. "浅い"敵キャラ代表、分かりやすい気狂い(?)ファン軍曹が、アップリンク浅井氏に見えた
東京国際映画祭にて
『ノマドランド』のチケット取られなかったの悔しい
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