「主人公のキャラクターに好感、でも」劇場版 アーヤと魔女 Takuさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公のキャラクターに好感、でも
主人公であるアーヤの強かで前向きな性格のキャラクターはとても観ていて楽しかったです。
主人公以外の個性的なキャラクターも中々です。
映像は3Dアニメということで、主人公のキャラクターデザインは、どことなくルパン三世THE FIRSTのヒロインに似かよっています。
エンドロールに登場する素朴な絵の方が個人的には好みで、敢えて3Dではなく、従来のジブリらしい映像で観たかったと感じました。
一番気になったのはストーリーで、メッセージ性は多くなく、物足りない感は否めず、終わり方も「で、それで何?」と言った感じで拍子抜けした締め括りでした。
特に終盤は主人公のナレーションだけで時間を飛ばしていて随分端折ってしまっています。
上映時間は90分未満でかなり短く感じました。
それでも楽しく愉快な内容なので、あまり多くを期待し過ぎずに気晴らしに観る事はお勧めできます。
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