キングダム2 遥かなる大地へのレビュー・感想・評価
全567件中、141~160件目を表示
充実したキャスティング
この種の漫画実写化では、特に続編は期待外れに終わることが多いが、「キングダム2」は前作と比較しても劣ることなく2時間十分に楽しめる内容だった。
前作では特にキャスティングの良さが際立っていたが、今回も呂不韋=佐藤浩市、麃公=豊川悦司とか素晴らしすぎる。豊悦ってかつては今でいえば斎藤工みたいなセクシーポジションの俳優さんだったと記憶しているが、こんな野生味溢れる豊川悦司がみれるとは楽しすぎた。また前回は意外なハマり役だった王騎=大沢たかおも一層磨かれた存在感を放っていた。
この映画は存在感を持つ配役には佐藤浩市級の大物を投入してくることがわかったので、個人的な希望として龐煖=真田広之、王翦=阿部寛、桓騎=北村一輝という夢のような大物配役陣をぜひ実現してほしい
大人の俳優陣が格好良すぎ!
生きてる限り
嬴政の内乱で活躍し、大将軍を目指す青年、信。そんな中、隣国の魏が侵攻をしてきたことにより、信の初陣が始まっていく物語。
原作は未読。前作の映画作品が非常に面白かったので、今回も期待を胸に遅れ馳せながら鑑賞。
いやぁ~今回も抜群に面白かったです‼
残り物の伍を組むところから好みの展開。クスリと笑わされてしまいますね。
でも、あそこでいきなり伍を組まなきゃいけないなんて・・・。体育の授業の「はーい、それではペアを作ってください」みたいで、自分だったらかなり嫌だなw
さておき、幼馴染兄弟に加え、頼りなさそうだが経験と知識を持つ伍長、そして謎の雰囲気を漂わす羌瘣。良キャラ揃いでいざ戦場へ‼
突撃シーンはこちらも緊張してしまう‼ほんと、10秒後に生きている保証の無い状況ですしね。
しかし、羌瘣の走り姿が可愛くて少し和む(笑)
前作と比べ、闘いのシーンが非常に多く、迫力、興奮度ともに満点‼
しかしそれでいて、各登場人物の背景なんかもしっかり描かれていてグッとくる。
信は言わずもがな。縛虎申には痺れた。
呉慶の闘う理由・・・麃公さん、戦国の常と言われてもねぇ。。敵役ではあるが、やりきれない気持ちになった。
羌瘣の動機については・・・何と言えば良いのか。
全体を通し、終始見応えのある展開だし、登場人物が多い映画は苦手なんだけど本作に関してはキャラ迷子にならないくらい分かり易く描かれているしで非常に面白かった。
わかってはいたけど、今回はマッチョ29の皆さんが観れなかったのは残念‼
また観たいんだけどなぁ・・・。あとは千人将となった壁の活躍をもうちょっと‼
そしてあのあと結局飲みに行ったのかな(笑)?
ガッツリ誘い、やんわり断り…大将軍の別な闘いはどちらに軍配⁉
原作は読んだことないけど、全部映画化するのだろうか?
今後何作品作成されるのかわからないけど、すぐにでも次回作以降を観たくなるような面白さだった。
ミスチルが残念すぎる。内容は◎。
原作のファンです。1がキャスティング含めとても良かったので観に行きました。
まずタイトルに書いた主題歌ですが、たくさんの人が書いてる通り、内容はすごく良くて今回も面白かったなぁと思っていると最後すごくの〜んびりした力が抜けるような歌が突然流れて、余韻全てぶち壊し。
キングダムは1も歌が始まってからまだシーンが続いていたので、2は歌が始まって不愉快すぎてすぐ帰りたかったけど、まだ続くことがわかっていたので帰ることもできず。非常に不愉快。命をかけて闘ってきたシーンにダラダラ歌うミスチルはないでしょう。監督だかなんだかが好きらしいけど、私情を挟むべきではない。
さて内容についてですが、原作を知ってると色々飛ばしたなぁと思うところもあるけど切り貼り方は割と上手なのでそんなに違和感なく観ることができました。特にアクションは迫力もあり素晴らしかった。
いくつかのレビューで戦闘シーンばかりでつまらないと書かれていたけど、たぶん原作を見てない人達かなと。基本キングダムは戦闘ばっかりなのでそこは仕方ないです。
キャスティングも大体の人は原作の雰囲気に沿っていて、特に信、政、王騎将軍、騰は素晴らしい。
悪い点としてはまず羌瘣。動き方、戦い方は息切れしすぎだけどまぁ良いですが、顔がちょっとおばさんすぎるかな。羌瘣は原作だと少し幼さも残る美形なので、ちょっと老けてる感が否めなかった。
ひょう公将軍については好き嫌い分かれそうですが個人的には味が出ていて豊川悦司で良かったです。が、呉慶はメイクが厳しすぎる。メイク粗塗りなのと中途半端なのと。小澤さんが悪いのではなく、メイクが残念。
あとは蛇甘平原は信の初陣なので大事なのは分かるんですが、これだけで2時間でその後すぐ王騎将軍の稽古をつけてもらうとはさすがに無理があるかな。もう少し経験積めよと突っ込みたくなってしまう。せめてその後幾つかの戦いを経てっていうナレーションは欲しかったかな。
特に縛虎申のシーンはあそこまでいるかな?そこそこ良いシーンではあるけど、原作の全体のボリュームを考えるとそこまで重要な人物ではないと思うんですよね…。そこに時間をかけるなら呉慶とひょう公の直接対決の直前に時間をかけて欲しかった。あれじゃ信がなぜ馬を借りて駆けつけたのかわからない。あれではただそばで戦いを見たかっただけの野次馬ですよね笑 原作見てない人がいると思うので駆けつけた理由は書きませんが。
とはいえ、全体的には内容はとても良かったので星5をつけたいところですが、主題歌があまりにひどいのでそこだけで星2つ分マイナス。星3としました。
安定感のある面白さ、今回はひたすらバトルシーンの連続
映像も音楽も、そして俳優の皆さんの演技も全部がすごくバランスよく、とても良く仕上がっていると思いました
前作に比べるとストーリー性よりもダイナミックなバトルシーンで魅せ、ひたすら戦っている印象
前作の様な単数での肉弾戦のカッコよさは少ないがスケールの大きな群衆バトルシーンは圧巻
今回は山崎賢人さん演じる主役の信が少し成長した感じで前作ほどギャーギャー言わずうるさくないし、強くて勇敢に描かれ、山崎さんのビジュアルも含めてすごくカッコよかったです
そして、若手女優で数少ないキレッキレのアクションができる清野菜名さんが哀しみを背負って生きる羌瘣を美しくストイックに、そして力強く演じとてもよかったです
さらに、今回も最高の存在感を出していた大沢たかおさんや高島兄さんに加え、新たに登場の豊川悦司さん、小澤征悦さん、そして佐藤浩市さんと名優の皆さんの迫真の演技も見応えたっぷりです
ひとつ気になったのは、群衆バトルで明らかなCG処理が目立ち、コマ飛びみたいなのも起こしている所、この辺は中国/香港製作の「三国志 」のTVシリーズや「レッドクリフ」シリーズがうまくやれていたので、いささかな日本の実力不足を感じ少し残念でした、でも昨今の「シン・ウルトラマン」などを鑑みるともっとうまくやれたのでは、とは思いました
本編ラストは Ⅲ がメチャクチャ楽しみになる緊張感あふれる終わり方で締めます
今回は「次回作はちゃんとやるの?、これからも続いていくの?」とヤキモキせずに済みます
最後に
最後の最後までお楽しみがあります
エンドクレジットが完全に終わって劇場内の照明が点くまで席を立たないようにしましょう
5点以上付けたいけど
闘い
間違いなく1作目の上を行った映画
エンディングの曲について
前回のようなわかりやすい起承転結があるわけでなく、今回のメインは戦場なのでワクワク感は前回よりは感じませんでしたが、むしろ戦闘メインでここまでまとめ、飽きさせないのは凄いと思いました。
それにしてもばっこしんはかっこよかった!
内容に関しては皆さん書かれてる方も多いので、前作のワンオクの曲と今回のミスチルの曲について個人的な感想を書きます。
特にワンオクのファンでも、ミスチルのファンというのでもなく、好きな曲は聴くというスタンスなのですが、前作のワンオクの曲はなんとなく映像が浮かびます。
それは映画の場面とかではなく、信達がこれから駆け回るような砂埃の舞う広大な大地のようなイメージです。(あくまで私個人の意見です)
今回のミルチルの曲は曲としては好きですが、前作のようなイメージが湧かなかったんですよね。
凄く単純なことなのですが、イメージや映像が湧くか湧かないかって私の中では大きなことなので、次回作はワンオクがいいかなぁという希望です。
なぜ、人は強くなりたいのか?
問い:なぜ、人は強くなりたいのか?
答え:名誉が欲しいから。争いをなくしたいから。死にたくないから。人を愛するから。楽しいから。お金を稼ぎたいから。かっこいいから。
☆平和な時代に生きている僕は、単純に「かっこいいから」を選択してしまう。
新たな問い:強さを求めた先に何があるのか。3が楽しみ。原作は読まないでおこう。
たった二人の人間がこの戦争を、、!?
命をたぎらせ駆け抜ける剣
"キングダム(実写版)" シリーズ第2作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは未読。
比類無き壮大なスケールであり、ついに日本映画もここまで来たか、と…。コロナ禍によって大変な苦労があったと想像するが、前作よりもグレード・アップした迫力のスペクタクルに心奪われ、興奮と感動の涙を禁じ得ない。
本作のような、全編アクション・シーンばかりの日本映画はこれまで無かったのではないだろうか。ところ狭しと駆け抜けるダイナミックなアクションに手に汗握りまくった。
血湧き肉躍るとはこのことを言うのだ!
ついに戦場へと飛び出した信の成長と伍の仲間たちとの絆にアツくなり、命を燃やし夢に向かって振るう剣に涙し、「どんなに苦しい状況でも、生きている限り突き進め」と云う力強いメッセージがストレートに突き刺さって心震えた。
それは困難な撮影を乗り越えたキャストやスタッフの共通した想いであったに違い無い。コロナ禍での大変な撮影を乗り越えたからこそ、実感を伴って迫って来るのかもしれない。
様々な想いが凝縮され、最高の形で結実した本作は、興奮と感動のアクション・エンターテインメントに他ならない!
いずれ日本映画がハリウッドと肩を並べる日も近い。
日本映画の新たな地平を切り拓いたであろう本作は、是非とも映画館のスクリーンで堪能して頂きたい作品であった。
[余談]
戦車が信の攻撃でひっくり返ったシーン、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を想起したのは私だけじゃないはず!
[以降の鑑賞記録]
2022/12/22:Amazon Prime Video(レンタル)
2024/07/05:金曜ロードショー(スペシャルエディション)
※修正(2024/07/05)
大変だけどいいよね〜
漫画は未読です。 戦闘シーンでお腹いっぱいになります。 でも映画体...
ケールの大きさとアクションの派手さにビックリさせられました。
大ヒットし、高い評価も得たアクション映画の続編。撮影はコロナ下の2020~21年、日本各地や中国で、リモートも駆使して行われたそうです。エキストラの数も馬の数も、日本映画としてはスケールが桁外れの大作です。
当初は、全編から中国の戦記物を日本の俳優が演じることに違和感を感じてしまい、見る気がなかったのですが、時間の都合でたまたま見たら、スケールの大きさとアクションの派手さにビックリさせられました。
舞台は紀元前の中国、春秋戦国時代。戦災孤児の信(山崎賢人)は、秦の国王・高政=嬴政、後の始皇帝 (吉沢亮)と出会い、天下の大将軍になる夢に向かって歩み出していました。
前作の王都奪還から半年後、秦王・嬴政は刺客に襲われます。信により刺客は撃退されますが、そこへ魏火龍七師・呉慶(小澤征悦)率いる隣国・魏の大軍が秦へと進攻。それを受け大将軍・麃公(豊川悦司)率いる秦軍が出陣します。信もそれに従軍し、謎の剣士・莞痍(清野菜名)・尾平(岡山天音)・尾到(三浦貴大)・澤圭(濱津隆之)らとともに伍を組み戦地・蛇甘平原へと進軍するのでした。
しかし戦場の丘を魏軍に占領されたことで秦軍は劣勢となる中で、魏の装甲戦車隊の突撃を受け秦軍の歩兵部隊は壊滅状態に。信たち第4軍も突撃していて、孤軍奮闘します。 そして夜になると魏軍により残党狩りが行われ、信と羌瘣は仲間を護るべく殿として奮闘します。
翌朝、信と羌瘣は仲間と合流し、魏軍副将・宮元(高橋努)のいる丘へ突撃します。これを知った麃公は、初めて第4軍の元へ騎馬隊を派遣、千人将・縛虎申(渋川清彦)は信たちを率いて丘へ突撃します。そして縛虎申は丘を登りきり、宮元と刺違えます。そこへ突如六大将軍・王騎(大沢たかお)が現れ、信は王騎に将軍とは何かを教わるのでした。
そんな中、呉慶本陣に向け麃公自ら突撃します。闘いは呉慶と麃公の一騎打ちへ。はたしてどちらに軍配は上がったのでしょうか…。
暗殺団や追っ手との戦いを始め、前作の特徴の一つだった、ワイヤを使った華麗な殺陣も健在。清野のアクションが素晴らしいのは言うまでもありませんが、どこか線が細かった山崎は、このシリーズで一回り大きくなったと思います。
大軍同士の戦い。両国の将軍の個性の違いが際立ち、軍記物としては大変面白かったです。秦の麃公は歩兵の前衛部隊が全滅しても、全く動じず動きませんでした。その点魏の呉慶は戦略家で、将棋の駒を進めるように的確に軍勢を繰り出していきます。それに比べて麃公は、いざ決断すると猪突猛進が身上の人。どんな犠牲を払っても、これまで勝利してきたのです。丘の上ではそんな麃公を王騎が興味津々に見つめます。
この両雄が激突するシーンが、一番見どころでした。
2時間かけて描いてきた戦の勝敗は、おい呉慶!それまでのおまえの冷静な用兵は何だったの?と驚く方法で決まるのでした。
そんな大軍同志の闘いの中で、普通は歩兵の働きなんてしれたものとなるものです。しかし本作では、そんな歩兵が、戦いの帰趨を逆転させるほどの活躍を見せるのです。
兵を捨て駒にしないために、決死の覚悟で部隊を率いる者。仲間を守るために、危険な役目を買って出る者。クールになりきれない男女が、血と汗と涙を流すのです。そんなところが日本人の琴線に触れるのでしょうか。もちろん一騎当千の、信の大暴れも痛快です すべてががむしゃらで熱かった作品でした。
全567件中、141~160件目を表示