「シビレルゥ。」キングダム2 遥かなる大地へ せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
シビレルゥ。
隣国の魏が攻めてきて戦になるからそれに参戦する信と仲間たちの話。
前作は仲間を集めて鬼退治をしに行く桃太郎風だったのに対して、今回は本格的な大人の軍同士の戦い。主人公の信はそこに参加する一兵士なので、作品を彩るのは武将オジ達。
アクションが無いシーンでもこの人たちの顔面がアップで映ってるだけで画が持つし、それっぽいかっこ良いこと威厳を持った風に言えば、「くぅぅ、カッコイイぜ、痺れるぅぅぅ」ってなるから、大作ものってこれが良いよね。
特に大沢たかおの王騎将軍、見れば見るほど好きになる。丘登って喋ってただけなのにあの存在感よ(笑)でもこれは勝手な私の予想なんだけど、漫画原作で主人公の師となる王騎将軍、そのうちなんかで主人公の目の前で死ぬんだろうなぁって思って悲しくなった(笑)(鬼滅の煉獄さんに引きずられすぎかも)
あと、色々な倫理観を「戦だから」のひと言で片付けれるし(個人的には逃げだと思うけど)、女性が待つ存在ではなく自分の目的のために戦う兵士として出てくるから、仔細の人の描写が必要なくて、展開にブレーキ掛からないから見てられる。
それにしても、前作が大ヒットして予算もあるし、アカデミー賞も取って泊もついてるから、戦い2時間見せるだけでもちゃんとやってる感出せていいな。
さいごに、騎馬車(?)がなんか旗ついてて暴走族風でアジアンマッドマックスだった。というか旗ついてて物騒な乗り物爆走してれば全部マッドマックスに見えてしまう。
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