殺人狂騒曲 第9の生贄
劇場公開日 2020年7月31日
解説
19世紀末のロシア・サンクトペテルブルクで起きた猟奇殺人の捜査に挑んだ2人の男性刑事と女霊媒師の活躍を描いたロシア産サスペンス。19世紀のサンクトペテルブルクで、美女ばかりをターゲットにした連続猟奇殺人事件が発生した。事件の真相を追う警部ロストフと相棒のガニンは、第4の犠牲者の体内から魔術の印「ペンタグラム」が描かれた卵を発見する。捜査を進める中で、「ペンタグラム」を用いた降霊儀式をおこなう霊媒師オリヴィアの存在を知ったロストフは、オリヴィアに犠牲者の霊視を依頼する。遺体と対面したオリヴィアは「第9の犠牲者まで殺人は続く」と予言。捜査線上にドクロのタトゥーを入れた怪しい人物が急浮上するが……。監督は「アイスブレイカー 超巨大氷山崩落」のニコライ・ホメリキ。
2019年製作/92分/G/ロシア
原題:The Ninth
配給:ツイン
スタッフ・キャスト
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2021年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
近世ロシア。連続殺人事件を捜査する刑事と、霊能力者の女性を描く物語。
オカルトサスペンスのカテゴリーに入る作品ですね。
呪術めいた殺しが連続して発生。担当した刑事は、サンクトペテルブルクを訪れていた女性霊媒師に助力を頼みます。
二人は反発し合いながらも、犯人を追い詰めていきます。
正直、サスペンスとしては凡庸で、それ程観るべきものがない印象です。中盤にやや緊迫感を高めますが、クライマックスに勢いを引き継ぐことは出来ませんでした。
19世紀ではなく、現代の話にした方がインパクトがあったかもしれませんね。
私的評価は厳しめです。
2021年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
19世紀のサンクトペテルブルクで、女性を狙った連続猟奇殺人事件が起きる。
二人の刑事は、女性霊媒師の力を借りて事件に挑んでいく。
怪しげな雰囲気が不足気味なのは残念。
2020年10月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ポスターのビジュアルと題名に惹かれて、
上映回数もめちゃ少なかったので頑張って予約しました。
頑張った甲斐、、
うん、あまりなかったかなw
猟奇殺人・オカルト・ミステリー・アクション。色々なジャンルが混在していて、どこかでそれが上手く一つにまとまっていくような展開だったらよかったんだけどなぁ
19世紀末サンクトペテルブルクを舞台に、女性を狙った猟奇的連続殺人を追う刑事と、捜査に協力するイギリス人女性霊媒師の話。
アドベンチャー映画?セリフも英語だし違う劇場入っちゃった!?
という始まりから、舞台はロシアに移り、程なく4番目の遺体が見つかって、と展開していくと共に、遺体に関連した五芒星を掲げて興業をしていた女性が巻き込まれ、脳、舌、手足、心臓、眼球とそれぞれ身体の一部が切り取られた被害者達から、四元素がーと計9人の殺害を示唆する内容になっていく。
アクション的な見せ場はないものの、一応警察が容疑者とバトルをするシーンを少々折り込みつつ、霊媒師をペテン判定するところから、オカルト捜査になっていく流れはなかなか面白い。
現代劇だったらチープになりそうだけど、この時代設定だからエンタメ物語として受け入れやすいしね。
ドラマとしてなかなか面白かったけど、犯人は誰だ?目的は?よりも警察+霊媒師がメインで、猟奇的な怖さはほぼ感じないし、折角のサイコ描写がちょっとマイルドでものたりなく感じたし、ラストに向かってのバスタブの遺体をみて「知らん」で放置とか、ラストの樹の下のヤツとかみたいな、荒めのシーンをもうちょいなんとかして欲しかったかな。
で、結局バスタブのヤツはどうなったんでしょう…。
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