劇場公開日 2021年5月21日

いのちの停車場のレビュー・感想・評価

全111件中、21~40件目を表示

3.5私ごときが吉永小百合の演技にケチをつけるなど100年早いのかもしれ...

2022年3月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

私ごときが吉永小百合の演技にケチをつけるなど100年早いのかもしれないが、あえて書く。
全く医師らしくないのである。
「一所懸命に医師役を演じようとしている」という雰囲気が伝わってきてしまう。
特に冒頭のシーンでは東京の大病院の救急センターの現場責任者という立場で、次々に運ばれてくる患者を処置しなければならなかったのだが、緊迫感がない。
早い段階で地方の小さな診療所に移ったのは正解だった。
松坂桃李はよかった。
死に際の患者の前で息子のふりをする演技は真に迫っていた。

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省二

3.0つらいシーンの連続。

2022年3月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

奇を衒わないオーソドックスな日本映画。
吉永小百合さんをリスペクトする人が、
スタッフやキャストの中に
たくさんいるんじゃないでしょうか。
ゆっくりとっしたテンポ、静かな音楽…
吉永さんを活かすための演出で溢れている
というように感じました。

吉永さんは、内科医の役。何人かの患者が順番に
登場し、医者とのドラマを描いていくというような展開。
それはいいんですが、重病・重症の患者が多くて、
見てるとつらすぎです。何度も、泣かそう、感動させようと
してるのかもしれないけど、「お涙ちょうだい」が
透けて見えて、かえって心に刺さりませんでした。

吉永さんが院長に抱きついたり、涙するシーンが出てきますが、
そんな医師はいないんじゃないかな。患者の死に対して、いちいち
泣いていちゃ、医師という仕事は務まらないように思います。

吉永さんは、さすがの演技、共演者も良かったけど、
私には、この作品は合いませんでした。
好きなひとは好きなんでしょうけどね。

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tochi06

2.5金沢に帰る

2022年3月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(吉永小百合)は医師、ある事件で退職、故郷の金沢に帰り、在宅医療を始める。
登場する人たちが末期患者ばかりで、見ていても辛い。
おまけにラストのテーマには答えがない。

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いやよセブン

4.0命と向き合い、命に寄り添う医師達

2022年3月4日
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鑑賞方法:映画館

本作は吉永小百合主演作であり、末期患者の在宅医療という極めて今日的な問題に真正面から迫ったヒューマンドラマである。真摯に命と向き合い、優しく命に寄り添う医師達の姿は感動的である。コロナ禍の今、奮闘している医療従事者の方々の姿と重なり、非常にリアルに感じられた。

本作の主人公は、大学病院の救急救命医・白石咲和子(吉永小百合)。彼女はある事件で退職し、父・達郎(田中泯)が暮らす金沢の実家に戻り、まほろば診療所に再就職し在宅医療に携わることになる。当初は、救急救命との違いに困惑していたが、次第に在宅医療の大切さを知り、院長・仙川徹(西田敏行)、看護師・星野麻世(広瀬すず)、大学病院を辞め主人公についてきた野呂聖二(松坂桃李)らとともに、末期患者の在宅医療に懸命に取り組んでいく・・・。

吉永小百合も76歳であり、冒頭シーンでは年齢を感じさせる所作もあったが、さすがに肝心な場面では、毅然とした台詞、凛とした佇まいが際立っていた。作品を上手に牽引していた。やはり彼女には映画が似合う。映画スターという名前が相応しい。

際立ってはいるが、吉永小百合のワンマンショーになっていないのは、脇を固める俳優陣がそれぞれの演技力で存在感を示しているからである。父親役の田中泯の鬼気迫る演技。末期患者役の石田まり子の苦悩を内に秘めながら淡々と語る演技。特に、松坂桃李、広瀬すずは、気負いがなく、自然体の、のびのびとした演技で、吉永小百合やベテラン俳優達とは違うストレートで若々しい感性で未来と希望を作品に与えている。

物語は、様々な末期患者のエピソードを描いていく。安楽死問題にも迫っていく。どのエピソードも悲しく切ないが、観終わって暗い気持にはならない。熱いものが込み上げてくる。

どのエピソードでも、主人公達は、真摯に命と向き合い、優しく命に寄り添っているからである。主人公達が命を愛おしんでいることが画面から切々と伝わってくるからである。

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みかずき

1.5内容は現代日本の抱える私生活の辛さがしっかり出ているが

2022年1月4日
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吉永小百合さんは、
素晴らし女優さんなのは、わかっているが
ミスキャスト特にお父さんと実年齢は同じ年齢!
さすがに見てると辛い……
内容もテンポもとても良いとおもう!

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優介

3.02022 3本目(BD/DVD 2)

2022年1月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

面白い/つまらないというより、命に対して考えさせられる映画。自分の父母がこの映画のようになったら?
10~30代前半では敬遠していた映画も40代近くなってきた今では観れてしまっていた。

しかし吉永さんはいつまでも若いですね

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しゅん13

2.0うーん。なんだかずっともったいない。

2021年12月12日
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キャストは超一流なのはいいんだけど、ずっと吉永小百合が合わないと感じた。吉永小百合は素晴らしいんだけど、この話は吉永小百合じゃないんだなぁ。
なのにほぼ出ずっぱりなので、感情移入できずに終わった。
ストーリーはなんだかどこかで聞いたような話を詰め込んでいるだけ。在宅医療なので、逆にそこはリアルなのかもしれないけれど、もう一山、二山あった方が良かったのかなと思った。
1番嫌いなのは映像。
よく、くだらない恋愛ドマラで出てくるような妙にコントラストが低くてハイライト強い映像。見ていて疲れる。そこも内容が入ってこないな…
ラストはどうなん、、、個人的には全く理解できない。

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ちゃーるすとん

3.0吉永小百合ありきで作られた映画

2021年9月16日
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鑑賞方法:映画館

吉永小百合ありきで作られた映画だとは思うんやけど…
吉永小百合では役柄と年齢が合わず、中盤あたりまで違和感が消えなかった。

そもそもお父さん役の田中泯と吉永小百合は同い年の76歳。
いくら吉永小百合が若く見えるとはいえ、同い年で親子役はハードルが高い。

気になって、原作の医師・白石咲和子の年齢を調べると62歳。
60代女優だと黒木瞳、大竹しのぶ、戸田恵子、名取裕子あたり。
そこらへんの配役だとやっぱりしっくりする。

ただ、後半シリアスな展開になっていくと、さすがの吉永小百合。
感動の映画になりました。

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キブン

3.5命のしまい方

2021年8月18日
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鑑賞方法:映画館

新型コロナウイルス感染爆発して、新規感染者だけでなく、重症者や死亡者の数が日増しに多くなっているこの頃、危機的状況にあるからこそ「生きる意味」を問われているような気がする。
作家としても活躍する現役医師・南杏子さんの同名小説を成島出監督が映画化し、吉永小百合さんが自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマでは、「在宅医療」を題材に患者やその家族との向き合い方を中心に人間ドラマが展開する。
在宅医療というと終末期医療と捉われがちだが、コロナ感染爆発に伴う病床逼迫で陽性者の多くが自宅療養を強いられたことからも分かるように、単に「通院&入院困難」な状態を指す場合もある。
ただ本作で描かれた在宅医療を受ける患者たちは、ガンならステージ4等の重篤な病を抱えていて、自宅で家族に見守られながら逝くことを望んでいる。
吉永小百合さん演じる白石咲和子は大学病院の救急医だったが、或る出来事が切っ掛けで辞めて実家がある金沢に戻り、そこにある西田敏行さん演じる仙川院長の「まほろば診療所」という在宅医療専門のところに勤めることになる。
咲和子は救急医療とは勝手の違う在宅医療に戸惑いながらも、広瀬すずさん演じる看護師・星野麻世のアドバイスやアシストを受け、そして咲和子を慕って来た松坂桃李さん演じる野呂聖二の協力を得て、少しずつ患者やその家族と向き合っていく。
その患者や家族との触れ合いのドラマから浮かび上がるのは、「命のしまい方」ということ。
それは「死」と向き合うことで、生きることを考えるということ。
咲和子も田中泯さん演じる実父・白石達郎の骨折を切っ掛けとしたドミノ式の重症化により、自らも向き合わざるを得なくなっていく。
描かれたドラマを観ていると家族との絆の大切さ、どう生き、どう人生を閉じるかを問われているような気がします。

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玉川上水の亀

3.0在宅医療の難しさと命の重さ

2021年7月23日
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テーマは非常に重く、それを分かりやすく描けていた。救命救急の場面では、わたしがドラマを見すぎたせいなのか?スビード感に乏しく、必死さを感じなかった。なので在宅医療との対比である、スピードと深さの部分がいまいちだったのが残念。それでも松坂さんや広瀬さんの演技は素晴らしく必見。その他豪華出演者有りで有意義な時間だった。

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ダルメシアン07

1.0浅く詰め込んだ作品

2021年7月16日
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物語が伝わらなかったので、原作を読みました。原作は十分感動できる作品でした。
原作の全てのはなしを入れようとした結果、薄く浅く切り取ったと思われ、背景が見えない物語になっています。俳優陣の豪華さばかり目について残念な作品です。
原作がある映画は、原作ほど背景を表現するのは難しいと思いますが、だったらこの手の物語が複数ある原作なら、物語を抜粋して深く描いて欲しかったです。

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Raven

5.0味わい深い名作

2021年7月10日
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鑑賞方法:映画館

訪問医師を主人公にした映画。華々しい病院や奇跡的な治療とかではなく、末期患者と向き合う味わい深い作品。
当代の日本の演技派映画俳優をこれでもかというほど集めた超豪華俳優陣。吉永小百合や西田敏行は言わずもがな、広瀬すずや松坂桃李も合わせてこの4人だけで大満足です。それに加えて、石田ゆり子・小池栄子・田中泯・柳葉敏郎らが脇を固めるなんて豪華過ぎるでしょ。伊勢谷友介もやっぱり上手いよな。
特に松坂桃李、本当に良い俳優になったなぁとしみじみ思う。新聞記者で一皮も二皮も剥けた印象だ。
広瀬すずの役柄の幅広さも物凄い。可愛いキャラから真面目なキャラまで、これぞ女優という存在。
試写会の際に吉永小百合さんが感涙し話題になりましたが、そりゃそうでしょう。俳優の犯罪とかコロナ禍とか障害が多かったかと思いますが、そんなことでお蔵入りにするにはあまりに勿体ない感動作です。是非映画館で観て欲しい。

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あいわた

 吉永小百合が稀代の大女優で、実年齢からは考えられないほど若く見え...

2021年7月9日
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鑑賞方法:映画館

 吉永小百合が稀代の大女優で、実年齢からは考えられないほど若く見える美人であることは、誰もが認めることだろう。
 だが、さすがに40代か50代であろう、しかも救急救命の医師を演じるのは、いくらなんでも無理だ。
 原作も知らないので、見るまでは、どこかの地方都市のおばあちゃん医師の話しだと思っていたら、まったく違った。
 冒頭の交通事故患者を緊急手術するシーンでも、動きが遅い。同年代に比べれば、吉永小百合は元気なのだろうが、緊急をようする手術をしている医者にしては、もはや“よぼよぼ”した感じすら漂ってしまう。
 別に救急救命の医者であった設定でなくても良かっただろう。吉永小百合なら、都会の外科医では、体力的にも限界なので、故郷の診療所にもどった、おばあちゃん先生くらいじゃないと見ておれない。
 さらに故郷の金沢に帰ったところで、「お父さん」がいたことには、あまりにも違和感。「このお父さんはいったい何歳なんだ? 100歳くらいか?」と思ってしまったが、その割には元気だし。
 どうせ無理なら、最初からはっきりと、吉永小百合の設定年齢を明確にしてもらった方が、割り切て見られた。テロップで「救急救命医師・52歳」とかって出してくれれば、諦めもつくのに、設定年齢について、まったく触れられないので、ずっと気になってしまった。
 吉永小百合が結婚したかどうかの話題の時も、「学生時代に彼氏はいたけど、その彼が海外留学をしてそれから自然消滅でそのまま独身」みたいな説明のセリフがあった。多分、治療法を相談した相手なのだろうけど。
 思わず「何十年前の話だよ」と突っ込みを入れてしまった。
 吉永小百合本人がどう思っているかは、もちろん不明だが、できれば、はっきりと「あなたは普通じゃ考えられないくらい美しい、おばあさんですよ」と言ってあげたくなってしまった。
 また、終盤のお父さんを安楽死させるかどうかは、必要なのだろうか? 結末は、観客任せで考えてくださいということなんだろうが、それなら序盤から、お父さんの具合が悪くて、ずっと安楽死を望ん板ことにするなら、ともかく、終盤になってから、とってつけたように安楽死がどうのという話をもってこられてもなあ、と言う感じ。
 しかも結論がでていないし。
 西田敏行や松坂桃季、広瀬すずなどの演技は良いのと、人気者なので、とりあえず、色々と命に関することを色々を詰め込んでみましたと言う感じ。
 雰囲気は良いのだけれど、それだけで、生と死という大事なテーマのわりに、終わってみればなんとも中途半端で軽い感じになってしまっている。
 次々に人を看取っていくが、誰か一人の死に際に深くかかわった方が、良かったのではないかな。
 途中までは感動的に見られただけに、景色もいいし、役者さんたちも素晴らしかっただけに、なんとも中途半端な感じで残念な軽い映画だったなあ。

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永松義人

3.5田中泯76歳。吉永小百合76歳。父と娘です。

2021年7月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

2021年映画館鑑賞60作品目
7月5日(月)イオンシネマ石巻
原作未読

大病院の緊急医療に携わっていた医師がイレギュラーで金沢にある診療所に転職する話
患者は大病院の入院を拒否し在宅医療を選んだ末期癌や障害者など
主人公の父は病気の痛みに耐えかね安楽死を望む

悲しくて辛い映画
このての話となると条件反射で「感動ポルノ」などと詰る人には鑑賞は向いていない
自分はわりとこういう話が好きだ
だが条件がある
それは丁寧に作られていること
豪華キャスト陣なら尚良い
最低ノルマはクリアしている
泣けるポイントはたくさんある
親子に死が絡むと涙が溢れるのは加齢のせいか
一本の映画の尺に色々なエピソードが詰まっているので詰め込みすぎの感もなくはないが苦痛に感じるほどでもない

吉永小百合主演だからサユリストのために作ったのだろう
それならサユリスト以外が吉永小百合抜擢にケチをつけても意味がない
自分はサユリスト以外でも楽しめると確信している

田中泯の芝居が特に良かった
不思議とちゃんと親子にみえた

吉永小百合が年相応の役をやらないのはご愛嬌
逆に76歳に見えないんだから仕方がない
安達祐実もそうだろ
話はちょっと違うが杉村春子は晩年まで舞台で『欲望という名の電車』の主人公のブランチ・デュボアを務めた
役者とはそういうものだ

この作品の欠点はラスト
サワコの朝
父の安楽死を実行し警察に逮捕されるところで終わるのかと思ったらそうはいかない
吉永小百合が手錠を嵌められるシーンを撮りたくなかったのだろうか

あと全く似てない物真似を見せられる苦痛は堪え難い

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野川新栄

3.0その最後はどうなの?

2021年7月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

どっちに転んでも、不幸な結末。
でも、それを観客(原作なら読者)に委ねるのはどうかな…。
それにより評価が下がる気がした。
その他にも、色々と突っ込みどころ満載でした。
感動を煽り過ぎて、あんまり…って感じ?
あと、もう昭和のスターの主演は止めておいた方が良いかもね…。

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kawauso

3.5吉永小百合さんのあたたかさ…

2021年7月1日
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初めて、吉永小百合さん主演の映画を観ました。
とにかく、吉永小百合さんの人としてのあたたかさに演技以上のものを感じましたし、ご本人にある内から出る人のあたたかさが最初から最後まで充満しているような映画でした。
医療現場には、このような人が必要だし、このようなお医者様がいて欲しいとつくづく思います。

個人的には、広瀬すずさんと松坂桃李さん目当てで観に行ったのですが、アカデミー賞最優秀賞を取った二人の演技も素晴らしいですが、それ以上に田中泯さん、松金よね子さん、柳葉敏郎さん他の方々の演技が凄すぎて、それだけでも鳥肌ものですし、リアルな現実を垣間見たような気がしました。

レビューを見ていると賛否わかれますが、俳優さんの演技だけでも見応えありますし、終末を迎える患者さんに寄り添いながら、何も出来なかったとしても日が照らす太陽のような存在を演じてくださった吉永小百合さんのそのあたたかさに私も触れることが出来て、観て良かったなと思いました。

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alpenroses

1.0嘘でしょ

2021年6月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

単純

1もつけたくないレベルの駄作。吉永小百合さん、松坂桃李さんをはじめ全てのキャストの良いところを最大限に行かせていない。泣かせようとしすぎて、この映画で何を伝えたいのか、何を感じて欲しいのかを演出できていないじゃないか。それにこのキャストの名を聞いたらほぼ全員が「名作じゃね?」って期待してしまうはず。それを越すような名作を望んだばっかりにショックでした。

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ジェームズ・ガイア=ダイナ

3.5命の仕舞い方

2021年6月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

現代医療制度、延命治療、老老介護、尊厳死、積極的安楽死・・・。
在宅医療現場を通して、終末期医療の様々なケースについて問題提起してくれる本作。

ただ、患者一人一人のケースに対して、もっときっちりとオムニバス形式にしてくれた方が良かったようにも思う。
原作が章ごとに別のトピックについて書かれているとは知らなかったので、本作のみを観ていると、各トピックごとの登場人物が、その後もストーリーに関係してくるのかどうかわからなくて、なんとなくスッキリしなかった。

また、どちらかと言えば観客の情緒、情趣に訴えかける造りだが、医療における諸問題は法律や制度によって人々が不具合を被っている部分が非常に多い。その辺りについても観客への論理的レクチャーや解説を作品内に上手く挿入した方が、各トピックに描かれた「問題点」を深く理解出来て、鑑賞から得られる知見が増すだろう。

先に「痛くない死に方」を鑑賞済だったので、本作からもかなり深い情報を得られたが、もしそうでなかったら、理解はもっと浅くなってしまったと思う。

それにしても、吉永小百合さんは実に若々しく矍鑠としておられる。
言葉遣いが丁寧で品の良さが印象的だった。
昨今は「敬語は他人行儀で冷たい」「タメ口は親しみがあり暖かい」という認識が広く普及しているきらいがあるが、どうも「敬語」「丁寧語」を特別視し過ぎているように思う。
(尤も、国語教科書や参考書に「敬語」は「特別な言葉」と書かれているのだから嘆かわしいが)

幼少期、ウルトラマンや仮面ライダーを見ていると、登場する大人の女性は大抵「自然な」「ですます調」だったものだ。
決して「特別な言葉」などではなく、日常会話が「丁寧語」だったのだ。敬語は「暖かくて親しみのある美しい日本語である」という認識を、再び台頭させたいと思うのだが、夢物語だろうか。

子供の頃は小百合さんの魅力がわからず、サユリストなる人々がなぜあんなにも多くいるのかわからなかったが、
本作を見ると、いつか自分もあのように年齢を重ねたいと改めて思った。
古都 金沢の美しい風景の中で「生と死」について、想いを巡らせる2時間であった。

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pipi

3.0可もなく不可もなく

2021年6月25日
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悲しい

幸せ

だいたい今そういう状況ですよね!
ということを描いてくれている。。

さまざまなエピソード✨が散りばめられている
現状把握したい方にオススメ

現役医師の作家さんが原作なのでその迷いや苦しみがリアルに描かれているなと感じました

お医者さんの勧めに沿ってみて
命が縮むこともあるし、伸びることもある
伸びることを望まない人もいる
お医者さんも一人の人。

人それぞれ。。みーんなそれぞれそれでいい。

それでも太陽は登る!

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eigakid21

4.0泣いた。

2021年6月16日
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命の終わりが近づく当人やまわりの人達の感情が上手に表現されていて惹き込まれました。
吉永小百合さんのようなお医者様だったら西田敏行さんの台詞にもある通り間違いなく人を安心させる医者だなぁとつぐつぐ感じた。

松坂桃李さんの車が赤いベンツなのがちょっと違和感でしたが、趣味なのかなぁ。

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トマト