劇場公開日 2021年5月21日

いのちの停車場のレビュー・感想・評価

全157件中、101~120件目を表示

3.5言いたいことはわかるのですが…

2021年5月26日
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ichigoichie

1.0残念過ぎる

2021年5月26日
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ハルママ

4.5咲和子先生、患者さんをあまり増やさないで

2021年5月26日
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泣ける

幸せ

萌える

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カールⅢ世

1.0終始入り込めない映画で残念

2021年5月26日
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SI0104

1.0キャストがせっかく豪華なのに、内容がかなり薄いです。結局何を伝えた...

2021年5月26日
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まめこ

2.0吉永小百合さんで良かったのでしょうか?

2021年5月25日
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救命救急医としての場面、年齢的にきびきびとは動けない事、おっとりした性格とは合わない事。
違和感が有り過ぎです。
原作はもっと若い設定だったのではないかと思います。

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Takumi

2.0期待が大きすぎた。

2021年5月25日
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桜月

4.0淡々と

2021年5月25日
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悲しい

難しい

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リボン

2.0金沢に行きたくなることだけは確か

2021年5月25日
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 吉永小百合さんはいつも通りの可愛らしい演技だが、広瀬すずは一作ごとに上手くなっていて、本作品では吉永さんを凌ぐような場面が度々あった。悲しい過去を抱えつつも元気一杯に振る舞う芯の強い看護婦を好演。松坂桃李が演じた野呂は、金銭的に恵まれた家庭に育つが、医師の国家資格試験に失敗し、失意のうちに医療事務員として大病院に勤める。その大病院は事務長が患者よりも病院を守ることが大事と言い放つ営利主義である。この大病院のスクエアな人々と戦う一方で患者とのふれあいを描くドラマなのかなと思いきや、舞台は一転して石川県の金沢へ。

 成島出監督は「八日目の蝉」「山本五十六」「ソロモンの偽証」「ちょっと今から仕事やめてくる」など好きな作品が多いが、吉永小百合さんを主演に迎えた「ふしぎな岬の物語」はいまひとつピンとこなかった。脚本の不出来もあったが、どうも演出が吉永さんに遠慮しているみたいだった。
 本作品も同じように、吉永さんに遠慮しているみたいな作品で、主人公白石咲和子の不幸はステレオタイプである。もっと悲惨な、陰惨な目に遭わせてもよかった気がする。理不尽な暴力を振るわれるとか、金がなくて食べ物に困るとか、見るに忍びないような大怪我をするとか、主人公を極限状況に追い込む場面があれば、作品に少しは緊張感が出ただろう。
 加えて、主人公に隙がなさすぎる。精神的に安定しすぎているのだ。物語の内容からして咲和子は50歳くらいの設定だと思うが、まだ女としても枯れていないだろうし、自分勝手なシーンもあってよかった。泣いても喚いてもよかっただろう。成島出監督と吉永小百合さんは相性が悪いのかもしれない。
 患者と向き合うシーンも底が浅い。同じ在宅医療を扱った映画「痛くない死に方」の生々しさが印象に残っているだけに、本作品の患者の苦しみ方は弱すぎる。いろいろな患者の在宅ケアのシーンは写真を並べたみたいに平板だった。

 輝いたシーンはふたつ。ひとつは病院の廊下で咲和子が西田敏行演じる仙川院長に抱きついて、泣きながら「先生、わたし・・・」と言うシーンである。この「先生、わたし・・・」の台詞は万感の思いがこもっていて滅法よかった。もうひとつは松坂桃李の野呂がパンイチで海に入るシーンで、野呂の優しさが弾けていた。

 本作品の目論見は、怪我や病気で死んでいく人の群像劇に、主人公が抱える安楽死の問題、病院経営の問題や最新医療と金銭の問題を並行させて盛り上げて行くつもりだったのかもしれない。しかし盛り込みすぎてテーマが散らかったままになってしまった。これでは物語が盛り上がるのは難しい。
 ただ、四季を通じて様々な顔を見せる金沢の町のシーンは殊の外美しく、本作品を観たら金沢に行きたくなることだけは確かである。

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耶馬英彦

3.0親父ぃ!

2021年5月24日
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ブレミン

3.0サユリストの最後の希望

2021年5月24日
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日本の高齢社会を象徴する、ストーリーとキャストで重厚とは言わないが、社会派映画の水準は獲得したかどうかという映画

先ずは吉永さんは医療の中では門外漢というわけで雰囲気はよき家庭のお母さん風で。あくまでも吉永小百合さんというスターなので、観客もそれは期待していないと思う。

これはこれで王道の行き方なんだとプラスにとらえた場合、ファンタジーとしての命が交差するという視点が表面的で、エンタメとしての映画としてもぬるい。

亡き岡田Pの小百合さんにヒューマンな大作をという視点からして思い入れが過ぎたと考えます。

最後が案の定大切なテーマなのに中途半端になってしまったのが、残念の極みです。周防監督の終の信託でも不満だったが、これは答えのないテーマでもある。

最後に吉永さんらしく引退される際は、映画の超娯楽作で華やかやな映画で締めくくって欲しいと要望します。お願いします。

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ソルト

3.5吉永小百合・・☆

2021年5月24日
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☆ムーミン

4.0萌の笛(杖)が壊れちゃった・・・パオ、パオ、パパパン

2021年5月24日
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 金沢駅から近江町市場の前を通り、犀川方面へ。桜橋を渡り、桜坂と新桜坂の間に位置する石伐坂(通称W坂)を上る。上りきった直後に見えるのが白石先生(吉永小百合)の自宅のようだ。ただし、タイトルにもなっている停車場は井原台(知らない。どこ?ネットで調べると栃木県のようです)。北陸中央バスも知らない。金沢の住民にとってはストーリーよりもロケ地が気になってしょうがない。本当にあった停車場は『ゼロの焦点』(1961)に出てるかも。

 診療所近くにあるスタッフのたまり場“STATION”。みなみらんぼうがマスターをしているこの店は主計(かずえ)町の中ほど、久保市乙剣宮に通ずる五木寛之が命名した“暗がり坂”の片隅にあるようだ。その他東茶屋街、観音坂、武家屋敷、兼六園などなど、犀川と浅野川の数々の橋も効果的に使われていました。

 珍しく、原作を先に読んでいたため、違いがかなりあることもわかり、死と向き合う患者や家族を優しく描いていた印象が残りました。これもプロローグである東京の城北医大救急センターの阿鼻叫喚ともいえる救急医療の戦場にも似たシーンと対照的だったこと。さらに、原作にあった白石がスケッチブックに書いた“死を迎えるにあたって”家族に説明する項目もカットされていて、今年観た『痛くない死に方』とは表現方法も異なる優しい映画となっていました。

 ちなみに原作のゴミ屋敷に相当する部分は泉谷しげる・松金よね子夫婦にまとめられていて、芸妓役の小池栄子や女流棋士の石田ゆり子パートが追加になっている。石田ゆり子は好きな女優さんだけど、ちょっと余分だったかなぁ。そんなゴミ屋敷で驚いたのが、金沢市指定ごみ袋がそのまま使われていたこと!こだわりだ・・・

 伊勢谷友介のエピソード。ガラス張りの建物は金沢パークビル。原作では富山の再生医療クリニックへ移送するときには江ノ原のラグビーチームの“ハカ”で見送るシーンがあり、期待していたのにカット・・・これは残念。入れるとしたら、どこかをカットしなければならないのかも。
 柳葉敏郎のエピソードは改変があるけど、これはこれで良かった。せん妄や下顎呼吸など、死を目前にした患者を上手く演じていました。

 泣き所のメインとなる小児がんを患う萌ちゃん。母親は南野陽子で子役は佐々木みゆ。けっこう演技派で、『万引き家族』以来、いくつかの映画に出ているようです。原作では、車で海岸を走れる千里浜海岸が舞台となっているのですが、違ってました。どこなんでしょう?金沢近郊だとしたら内灘海岸だと思うのですが・・・

 モンゴルのパオと食べてみたい饅頭パオ。人は最後には家に帰る。在宅医療、終末医療にとっても自然な形。延命措置は本当に必要か?国民皆保険を圧迫していないか?などなど、さまざまな医療問題が浮彫りにされる本作。白石先生の何がなんでも命を救う救命救急医の立場から、自然な形で看取っていく方針へと変化する様子や、野呂くんがもう一度国試にチャレンジする成長ぶりなど、人間模様も感動的。ただ、父親の安楽死に関しては原作のほうがよりシビアです。

 南杏子の小説では、麻世は卯辰山(近所)の小さな旅館の娘だったので、広瀬すずが家の近所に来ていたのか?!などとショックを受けましたけど、改変されていたのでホッとしました。その他、俳優では南野陽子と柳葉敏郎の演技が最高、泣ける。

 コロナ禍の中、大変なこともよくわかる。エンドロールではcovit19対策なんて項目もあり、これが現実なんだと改めて感じた。YouTubeで舞台挨拶の動画を見たけど、本編よりもこの動画に泣けてきた。吉永小百合と金沢といえば、『男はつらいよ柴又慕情』、そして122本目にして初の医師役。中途半端なサユリストとしても感動的でした。

 最後に残念だったところ・・・金沢弁がまったくなかったこと。小説は金沢弁まるだしだったのに・・・治部煮がちょっと出てきただけ。あの店はあそこだろうなと想像できる。だけどラーメン屋は全然わからん!どこやいね。

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kossy

3.5吉永小百合ファン向け

2021年5月24日
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松竹と思っていたら意外にも東映作品でした。調べたら数々の松竹の山田組の作品に携わっている平松恵美子が脚本を担当されているので松竹カラーに感じたのかも。
吉永小百合が主演。都会の救命医療の責任者が訳あって石川県の在宅医療を行う「まほろば診療所」の訪問医師になり
様々な患者たちと真摯に向き合う社会派ヒューマンドラマ。
命に係わるテーマなので重いシーンも多いです。特に実父を演じた田中泯の演技は素晴らしく命がけの生き様を見た気がしました。
吉永小百合と実際は同じ歳なのに親子を演じるのはかなり無理があると思いましたが、父親役の田中泯の演技は人が亡くなる前の苦しみや痛みを見ているものが感じる位凄まじかったです。
脇に広瀬すず、松坂桃李、西田敏行、石田ゆり子他、皆さん手堅い演技で安心して見れました。
ラストの問題定義が観客に投げかけて終わるのが微妙な気がしました。
最後の選択を吉永小百合医師に描いてほしかったです。松竹の山田洋次監督ファンにはお勧めします。

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Yoji

3.0(ToT)場内すすり泣き

2021年5月24日
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おにっち弐号

2.0医療ドラマとして観ないこと

2021年5月24日
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泣ける

救急医療、がん医療、先端医療、小児医療、そして在宅医療、安楽死問題など、医療に関わるテーマ、人の生死に関わるテーマの作品と触れ込みの映画です。
でも、そうしたことを主題とした骨太の映画だと思って鑑賞すると、違和感だらけになります。

なので、美しい金沢の風景をバックにした「そこそこ泣ける」ヒューマンストーリーだと割り切って観ることをおすすめします。そうすれば、広瀬すず、松坂桃李という力のある若手俳優の演技に注目すると、そこそこウルウルできます。

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しゅん

1.5悪い予感的中

2021年5月24日
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悲しい

単純

寝られる

コロナ禍で荒みがちな心を癒やしてもらいたくて足を運んだ。
心に染み入るような感動、しばらく味わっていない。
但し、吉永小百合とはあまり相性が良くない。
何を演っても吉永小百合なのは構わないのだが、
それならばそれ相応の役だけにしてもらいたいと常々思っている。
これはご本人のせいというよりは周囲が良くないのだろうけれど・・・。

で、結果予感的中。
全編ほんわかした柔らかい空気が漂って、
医療現場の凜とした雰囲気は微塵も感じられなかった。
また、極端な若作りは(作っていないのかもしれないが)繊細な役を演じるにはいかがなものか。
田中泯との親子設定にはかなり無理があるし、
彼とのあまりにも大きな演技力の差は不自然すぎて吐息が漏れた。

また、脚本も凡庸に過ぎる。
いつものことながら原作未読だが、それ自体がこうなのか?
泣かせようという意欲が溢れすぎていて、逆に退く。
石田ゆり子のシーンでは脈絡が不自然で訳がわからず、
小池栄子や件の俳優のエピソードは全くの中途半端。
おそらく最も重いテーマであったはずの安楽死についても尻切れとんぼ。
盛りだくさんだがどれもが描き切れておらず、フラストレーションだけが溜まった。

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みみず

3.5死生観を優しく問いかける

2021年5月24日
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作り手の死生観を押し付けることなく
最後を迎える人達を多く描くことにより
観客にあなたはどう感じますか?と
優しく問いかける作品。

個人的にはもっと死は肯定されていいと考えます。
安楽死を自分で選択出来る社会を望みます。

若年層の自殺は決して肯定しませんが
ある程度の歳になったら、ある程度人生に満足出来たらそのタイミングで自分で死を選択したいです。

長く生きることにより
失われるものもあると感じるからです。

人生に対して感謝出来る心の余裕があるうちに
現世からお暇を頂くことが理想です。

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トラヴィス

3.5原作を読んでから鑑賞

2021年5月23日
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予告を見ただけでもぐっとくるものがありました。原作は在宅医療の対象患者に関わる一つ一つの短編的な構成になっています。
原作のイメージと配役がしっくり来ました。
鑑賞に来ていた方々も年齢層も高めでした。

在宅医療は自分の家でその人らしく最後を迎えるという悠々とした場面と、入院も施設入所も出来ない経済的問題で在宅医療しか選択がないという貧困。様々なケースがあって入院と比べると一長一短あり、病院の様にはスムーズに行かないもどかしさや、入院していたら叶えられない望みを叶えられる在宅医療の素晴らしさに心が揺さぶられました

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wataridori76

3.5いのちとの向き合い方

2021年5月23日
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テーマに沿ってたくさんの物語が詰め込まれたオムニバスっぽい映画です。
感動作というほどではありませんでしたが、ふつうにいい映画でした。
ただ治療することだけが病気や命と向き合うということではないですね。
ロケ地が美しかったです。

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光陽