ハイウェイの彼方にのレビュー・感想・評価
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哀愁ただよい、切ないが、どことなく温もりはある。 発見した赤ん坊と...
哀愁ただよい、切ないが、どことなく温もりはある。
発見した赤ん坊と一緒に住みたかっただろうに‥
それでも父親からの愛情でチャンスを得ると、自分だけでなく、赤ん坊が18歳になった頃にプレゼントを用意する優しさ。
チャンスを与えるべき人はいるのだなと感じた。
名作
主人公・ラッセルがそうだからなんだけど、
全体に優しい雰囲気が漂う作品。
唯一不穏というか、顔をしかめてしまうのはエラを発見するシーン。
ラッセルの困惑と、憤りと、切なさが湧き上がってくるようで
こんな状況になったことなんかないのに、共感を覚えるというか
まるで今、自分に起きている事のように錯覚してしまうほどだった。
天涯孤独だと思っていたラッセルが出会った、
離れていても、会えなくてもつながっている深い愛。
じんわりと伝わる人の温かさみたいなものに、心を動かされた。
ラストシーン、ラッセルが向かう先はどこか。
僕はコロラドであってほしいと思いました。
犯罪は一生
出所して不安や時代についていけない人はいると思う。
特にお年寄りなんてそう。
ショーシャンクでもそんな場面があった。
生きる目的があれば人間変われるが、この映画のラッセルの場合は、自身の性格、親に恵まれていたこと、エラと出会ったことで生きていく希望が生まれたのかも。
エラが18歳になった場面も少しは観たかった(*_*)
20年も収監されると…
メアドも持ってない、インターネットも知らない。軽犯罪でも3回罪を重ねると25年収監または終身刑という三振法は知らなかった。出所し、社会に戸惑いながら、真面目に働くイーサン、そこに捨て子の赤ん坊。大いに戸惑いながらも、次第に育てたいという親心が芽生える。家族も友人おらず、生活に楽しみのない孤独なイーサンにとって、天からの授かりものに思えたと思う。ストーリーは赤ん坊誘拐、結局社会に適合できず、再び収監されるのでは?と勝手に想像したのだが、そうならず良かった。故郷帰りのハイウェイバス乗車中に偶然会った女性とも僅かな時間だったが打ち解けた。ラストは亡き父から、人生の再出発への手紙、資金を受け取る、やっぱり父親も心配し、愛していたのだ。この先どこに行くのだろう、女性のところだろうか、笑顔で終わり、良かった。髭のイーサンはジョシュ・ブローリンに見えた、好演だった。
結局何を伝えたいのか?
男は、軽犯罪を2回犯したのち、少量の大麻所持で20年もの実刑をくらい、
アメリカの司法制度、「三振法」で罰せられ、男が20年ぶりに仮出所する。
出所後にハンバーガー屋でアルバイトをしていたが、
ある日ゴミ箱に赤ちゃんが捨てられていたのをみつけ、
なんと数日間、保護してしまった。
もし、見つかれば誘拐犯となってしまう状況。
犯人は、赤ちゃんを届けるのか?
もしくは捕まってしまうのか?
三振法とは・・・前科が2回以上ある者が3度目の有罪判決をうけた場合、
その者は犯した罪の種類にかかわらず終身刑となるという法律。
法律問題を提起するのかと思ったけど、全く違いました。
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