劇場公開日 2021年1月29日

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ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価

全373件中、101~120件目を表示

3.0綾野剛に魅せられた。

2021年3月12日
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鑑賞方法:映画館

一度ヤクザの前歴を持ってしまうと、何かをきっかけに家族をも失ってしまう。本人だけじゃなくて、家族に当たる配偶者も子ども自身も、自分には全く非がないのに全てを失う運命共同体に巻き込まれてしまう恐怖が後半のクライマックス。でもそれよりも、そもそもヤクザになってしまうことの原因が、彼自身が責を負わないその出自であることが切ない。だって、身近な、自分を守ってくれる大人が「その筋の人」だったら、子どもだったら刷り込まれてしまうよね。
私たち一般人は「関わらないのが一番」で生きている。安全地帯で生きている。そしてバイオレンス映画として「ヤクザ」を消費してきた。隣の若者が涙を流していた。何のどんな涙だったんだろう。
兎にも角にも綾野剛の映画だった。「日本で一番悪い奴ら」以来の再会みたいな感じだった。視聴中、すでに見た「すばらしき世界」の世界がどうしても被ってしまった人は多いだろうけど。

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Kumiko21

3.0ベタすぎるかな

2021年3月12日
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「義理人情の時代じゃない」って台詞ヤクザの映画やドラマできいたの何度目だろうと思いました
何十年前から言ってんだよ(笑)です正直
あとヤクザの悲哀を描くなら警察と上手いことやってる側を対比としてもうちょい掘り下げて欲しかったかな
描きたいことはなんとなくわかるんですが単調に感じました
役者さん達の演技は良かったと思います特に翼くん良かったとですね
なんか何やるかわからないような感じとても良かったです
若いっていいな(笑)

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puleco2

5.0ヒューマンドラマの傑作

2021年3月11日
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ヤクザの生き様を深く描いて良かった。
社会のクズさや闇を描いている作品でもある。さすが、「新聞記者」の監督さんだ。とても良い映画だと思った。

これは言える。
これがヤクザの生き様。

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ただの映画好き

4.5新聞記者の監督と制作スタッフの再結集ということで期待して観ました。...

2021年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

新聞記者の監督と制作スタッフの再結集ということで期待して観ました。
人との繋がりを描いた作品。
綾野剛が居場所を作った組はクラシックな義理と人情を重んじる組だったけど時代に追いつけなくなる。本当のの家族を求めても過去に邪魔される。

半グレはファミリーとなるのか。家族同然の磯村勇斗を綾野剛が守ったことに泣けた。

ほぼ初めて舘ひろしさんの演技を見ましたが渋さとかっこよさが群を抜いてました。

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えぷりん

4.0かっこよすぎる

2021年3月10日
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人は本当は優しい存在なんだと、反社に同情したくなるような映画。無性にひとりで飲みに行きたくなり、帰りにいっぱいひっかけました。献盃!

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みみ

2.5時代に取り残された悲哀。残された男の覚悟とは・・・。

2021年3月9日
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悲しい

怖い

単純

【賛否両論チェック】
賛:移りゆく時代に翻弄されながらも、自らの生き方を貫き続けた主人公の姿が、非常に切なく映る。
否:ヤクザモノ特有のグロシーンが多く、ラブシーンもある。主人公達の生き様も、苦手な人が観ると嫌悪感があるだけかも。

 まずPG-12のレーティングで、なおかつヤクザモノなので、グロシーンはかなり多く、ラブシーンもあるため、その辺の好き嫌いは分かれそうなところです。
 “ヤクザ”という特殊な人生にあって、その栄枯盛衰の全てを経験した主人公・賢治。それでもなお、敢えて“仁義”を通そうともがき続けた彼の姿は、観ていて心揺さぶられるものがあります。演じる綾野剛さんの鬼気迫る演技は、まさに必見です。
 ラストも非常に切なさが残りますが、役所広司さん主演の「すばらしき世界」にも共通するような、現代の闇の部分も垣間見えるような気もしてしまいます。
 軽い気持ちで観られる作品ではありませんが、気になった方は是非。

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門倉カド(映画コーディネーター)

4.5凄い骨太

2021年3月8日
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鑑賞方法:映画館

評判が良かったので、ハードル上げすぎかな?と思いながら観に行きましたが、それも杞憂に終わりました。
やっぱり、綾野剛はいい。
観てしまいます。
尾野真千子さんはとてもうまい。
綾野剛と尾野真千子の掛け合いのシーンはとても普通ですごく良かった。
出演者、皆さん良くてどこを取っても◎です。
メリハリと深みのある演技がいい感じでした。
お話はとても悲しい話ですが、ラストシーンに全てが集約される良いドラマだと思いました。
海外の映画祭に持っていってほしいです。

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93q2q2

4.0ヤクザにも人権があるのか?

2021年3月7日
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悲しい

難しい

強いものが生き残るわけではない。
賢いものが生き残るわけではない。
適応したものが生き残るのだ。

たしかダーウィンの言葉だったと思います。
ヤクザは凋落し、代わって半グレが跋扈しているいまの社会。

ヤクザには人権があるのか…?
この問いに感情論で答えるのは難しいですが、ヤクザの家族には人権があるのは間違いないと思います。
元ヤクザが追い詰められるのは自業自得といえますが、尾野真千子母娘や市原隼人の家族が追い詰められるのは切なかったです。

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スコア105

4.0日本全般に感じる話

2021年3月7日
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力強さと弱さ、繊細さにどこか不幸な佇まいを演じさせたら、綾野剛の右に出るものはいないと思うほどのハマり役だった。

映画としては、日本の地方都市全般に感じる元気のない日本、失われた20年を想起させる。

ヤクザ映画としては弱く、特に組長は品の良さやただ住まいの格好良さからか、弱いキャラクターになってしまったなと感じた

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nrhg0104

5.0良い出来。

2021年3月6日
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予告でガマンを背負った綾野剛君の肉体美に見とれて観に行きました。19才から中年まで全然違和感なく観られました。美化されやすい男の世界の内面を暴くみたいな内容。時代が違うと言われてもやっぱり任侠の世界に憧れるって誰しもありますね。舘ひろしさんは流石の演技。脇を固める俳優陣も良かったです。

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ジジの母

5.0これが本来あるべきヤクザ映画なんじゃないか

2021年3月6日
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鑑賞方法:映画館

1ヶ月ほど前に無頼を観に行ったので、またしょうもないヤクザ映画かと期待せずに観に行ったがこの映画はよかった。ヤクザが社会の外の方へと追いやられていく様が見事に描かれていたように思う。これが本来あるべきヤクザ映画なんじゃないか。

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マンハッタン

4.0主題歌が泣ける

2021年3月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

幸せ

タイトルから想像していた内容と少し違っていて、時代の流れによるヤクザの凋落も描かれていた。それを、懲役上がりの綾野剛が浦島太郎的な感じでよく表現していた。ビジュアル、表情、佇まいで若いイキっていた頃から、落ち着いて一人の人間として生きていこうと決断した30代までを、素晴らしく表現していた。
主題歌が本当に素晴らしく、最後の娘のセリフからエンドロール終わるまで涙が止まらなかった。常田さんはこの映画をどこまで見てこの曲を書いたのか。即、MVを見返したくなった。
けんじは、さまざまな愛に触れながら幸せな最期を迎えたのだと思う。そう思わせるエンディング(MV含め)でよかった。主題歌聴きに行くだけでも価値ある作品。

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かおぷー

3.5何ともせんなし

2021年3月4日
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何でしょうね。昭和の人間のわたしも、取り残されていくのかな。

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ぷぷぷ

4.0なんとも言えない

2021年3月3日
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鑑賞方法:映画館

当然のことながら身近に「ヤクザ」はいないから、こういう映画等で描かれるものを「こういう世界なんだ」と思うしかない。当事者達はこの描かれ方に納得しているのだろうか。この作品で私が感じたことが、結果として間違った印象を与えられたのかもしれないとか、そんなどうしようもないことをぐるぐる考えた。
作品としては、とにかく舘ひろしが渋くて最高だった。要所々々で描かれる親子シーンに泣かされました。

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okuy

3.0映像きれい

2021年3月3日
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ヤクザの組長をたまたま助けたことがきっかけで、親が死んで1人になった主人公賢治が組長に拾われ、裏社会の中で生きていく様子を10年20年と長い年月をかけて見せていくストーリー。
時代が変われば変わる程裏社会の人間がこの世界で生きていく事の難しさが如実に現れどんどん一般人から遠ざかり生活ひとつするのにも難しくなっていくのを描いていた。
映像がやたらきれいだなという印象。カメラワークとか。監督のこだわりなのだろう。過去作もそんな感じだった。映像への美学が強そう。そしてら社会の闇や時代に準ずる悩み、生きるのに精一杯な人間、を描くのが好きなのかな。という印象。
ヤクザとか反社の映画は好きなので見応えはあったけど…どうしても北野武や白石和彌のほうのヤクザ映画が私は好きだ…!(完全に好みの問題、なのかなぁ)
綾野剛大好きなのに…不遇な役どころの映画が最近あまりにも続き過ぎて辛くなって来た。笑
MIU404みたいな、週刊少年ジャンプを読みまくって役作りしました!(と本人が言ってた)みたいな役、もっと来い来い!!
(とは言え「ホムンクルス」大好きなので、実写とても楽しみです笑)

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まつこ

5.0心震えた

2021年3月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

何度見ても涙が止まらない。
情に熱いケンジと女の前のケンジが見れた事が良かった。
バッドエンドだからこそ、考えさせられる作品でした。

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ku

5.0首にはならないから

2021年3月2日
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上映時間長かったんだ!見入りました!人間生きるのには愛が必要ですね。SNS の怖さは現代の怖さですね。ただ市役所勤めはたとえ正職員でなくても首にはならないし、上司のセリフの「社宅も出てもらわなければならない」は
違います。市役所なんだから公宅です。しかも、一般市役所職員は公宅は無いです。住んでたのは市営住宅です。ゆえに出て行く必要も全くありません
もちろんいづらくなって仕事を辞め学校も辞め家を出て行くことはストーリーでありと思います。どうでもいいことなのですがそのセリフが引っかかりました。

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ぽんこ

3.5ヤクザと家族とは

2021年3月2日
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昨日はすばらしき世界を見て今日はこの作品。
仁義なき戦いや極道の妻たちの様なヤクザ映画とは違い、ヤクザから足を洗いたくても、世間からの冷遇や偏見で真っ当に生きられない。
反社会勢力と一括りにされ、改心しても普通の生活ができない。
暴対法ができて明らかに昔とは違うということはよく分かったが、元ヤクザにとってはなかなか暮らしにくい世の中なんだということを思った2作品でした。

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Fighters1110

3.5家族とは

2021年3月1日
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綾野剛は相変わらず素晴らしいです。ただ、綾野剛は『そこのみにて光り輝く』が一番だと思っていますので、機会があればぜひご覧になって下さい。

ヤクザの時代の流れが描かれており、不思議な気分になる映画でした。
映画が終わった瞬間もわだかまりが残るような気分でもなく、晴れやかな気分でもなく。
ただ、映画を観たな!という気持ちになった作品でした。見応えがありました。

さて、家族について描かれていますが、台詞の端々に『家族』という言葉が出てきます。
家族とはなんでしょうかね。
ただ、家族を大切にしたいと思い直しました。

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えむちゃん

3.5最後の、セリフのない表情だけの演技がすべてを語っていた

2021年2月28日
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タイトル通り、ヤクザを描きながら家族を描いている。身寄りのない若い男性が、ヤクザの世界に家族のような絆を見出し、そこを居場所に生きる。
刑務所から帰ってきたら様変わりしていて、うまく変われない自分と衰退していくものへの愛。そこにはもう居場所がないのに、昔の幻影をみている。時代とともに衰退していくものと、うまく変わっていけない男の悲哀。

最後の磯村勇斗の演技はぐっときた。その女の子が兄貴と慕った人の娘だと知った時の表情。あの表情だけの演技は10秒はあったように感じた。
「お父さんはどんなひとだった?」にどうやって答えるのか?どんな言葉が発せられるのか?不器用だった、バカなひとだった、やさしいひとだった、どうしても、ひと言では答えられない。

不器用に生きて死んだいった”兄貴”の悲哀を知っている。すべてが去来している表情。あの10秒だけを観てもこの映画の観る価値はあったと思った。

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菜野 灯