劇場公開日 2020年6月12日

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「ブレードランナー 2049@モスクワ近郊でエイリアン襲来!大味詰込みSF」ワールドエンド kuronAさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ブレードランナー 2049@モスクワ近郊でエイリアン襲来!大味詰込みSF

2020年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

未来の世界でなぜか現在のロシア軍の最新兵器とSF上の兵器が混在する
謎な世界に未知のエイリアンが襲来する。
未来のモスクワがブレードランナー 2049ライク。
ロシア軍協力らしく実在兵器の鑑賞ミリタリーマニアにはいいかも。

最初の掴み分数から中頃までは襲来モノのセオリー通りの映像演出で
適度な緊迫感があり楽しめる。

途中から風呂敷がどんどん広がり、謎組織や、能力の存在、
プロメテウスなお話等、次から次へと伏線?謎展開。

途中からこいつ誰だったっけ?みたいなことに一瞬なったり、
後半のエイリアン登場から一気にB級路線に転落(笑
このプロットだと絶対却下されるだろう暴力肯定演出とか
シリアの話とか、アメリカンなハリウッド文法(規制)に
見慣れた人だと、異文化カルチャーショックか。

最後は、置いて行かれる。。。そりゃないよ~こんだけやっといて。
という謎なオチ。

詰め込み過ぎ、幕の内弁当で監督の趣味かプレデターネタとか
仕込まれているが、総じて大味。

結局何だったのか....呆然として劇場を後にする。

唯一の見どころ:
CGやVFXはハリウッド同等かそれ以上クオリティで
全てロシアのスタジオ。
日本は、まず追い付けない映像クオリティでした。

kuronA