哀愁しんでれらのレビュー・感想・評価
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高低差が激しくて最高!
公開初日おめでとうございます。
公式さんからの場面画像や動画の投下がありつつ(ダンスシーン以降は避けてました🤣)、それらをぶっ飛んで超えるすごい作品でした。
みんなが少しづつ黒くて、でも決して真っ黒じゃない、なのに、どうしてこうなった?というのが2時間足らずで、流れるように展開されました。
役者さんたちの演技力、脚本の良さ、小道具の隅々までキャラクターの人となりがわかるものでした。
最初は、本当にシンデレラストーリーのような展開で、あのダンスシーンで『めでたし、めでたし』で結ばれていた物語のその後の怒涛の流れ!
大悟やヒカリちゃんの見えていなかった部分、それに翻弄される小春は必死に反面教師の自分の母や、児童相談所やニュースで目にする酷い母親のようにならない!『理想の母親』になる!ともがけばもがくほど、姑の『母親になるというのと母親であるということは違う』という言葉がのしかかってきているようで、見ていて苦しかったです。
本当に、これまでの土屋太鳳とは全く違う『小春』という女性が、ここ最近の田中圭のイメージとは違う『大悟』やヒカリと出会って、家族や周りを巻き込みながら最後にたどり着いた場所を、もっともっと見届けたいので、また近々必ず観ます!
金をとって見せている、詐欺的映画
シンデレラのお母さん。お母さんはシンデレラ。
人の隠れた狂気にゾクッとくる
理想が高い完璧主義な人が、一つの小さな歯車が噛み合わなくなると、怖い。
土屋太鳳さんの今回の小春という役はとっても難しい役だったんじゃないかなぁと感じました。
でも凄い迫力で、幸せな小春、不幸な小春、壊れた小春、どれもとても凄い演技力だったと思います。
ひかりちゃんを演じてた子役の女の子は、表情の演技が素晴らしかったです。
ストーリーは、女の子が憧れるシンデレラストーリーの先に待ち受ける狂気を描いてますが、冒頭の不幸な日に起きるトラブルはコメディかと思う程の出来事でした。
親が抱える狂気と、子供が抱える狂気に、少し恐怖を覚えました。
小春が大ちゃんの気持ちを受入れて婚姻届を出した後のシーンは少し笑えました。
あのシーンを繰り広げる家族ならきっと普通じゃないだろう…と思っちゃいました(笑)
ブラックおとぎばなし
真が強くて純粋だった小春が、実はいわく付きの開業医の大悟と結婚し、...
ツタヤの新人映画関係のコンテストか何かで選ばれた作品らしいです。 社会経験の浅い脚本家が頭の中で思いついただけみたいな、無駄に怒りが空回りする、そういうタグイの映画でした。
オープニングそうそう、一夜のうちに、祖父さんが倒れ、家は燃え、彼氏の浮気現場に行き当たる、みたいな、あと何かあったっけ? とにかく不幸が山津波のように襲ってきたというあたりまでは、ワクワクしながら映画に向かっていけたのですけどね。
登場人物の誰一人として感情移入を許さない、ヘンに突き放した作りなんですよ。
たぶん、社会経験の浅い浅い脚本家志望の人が頭の中で思いついただけみたいな、書き割り優先で無駄に怒りが空回りして、最後に死が濫発される、そういうタグイの映画でした。
それだけではとうてい商業ベースの映画にならないので、ダンナの不気味すぎる趣味だとか、娘の怪し過ぎる行動だとか、そういうのを盛り込んで話をなんとか盛っていこうとしているのですが、空回り感がおびただしく、ちっとも面白くも楽しくも怖くも何もありません。
登場人物の誰でもいいけど、いちどキチンと真正面から描いてみようよ。そうでないと、観客は客席に置いてきぼりになっちゃうから。
子供との関わりとは?
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