配信開始日 2020年7月10日

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オールド・ガードのレビュー・感想・評価

全49件中、1~20件目を表示

3.5「紅一点」なんて言葉を叩き潰すセロンのアクション新時代

2020年7月31日
PCから投稿

シャーリーズ・セロンが、完全にアクションモードに入っている。もちろんアクション一辺倒ではないが、自らのプロダクションで『アトミック・ブロンド』を成功させ、続編企画も進行中。そして新たにシリーズ化を目論んでいるのがグラフィックノベルを映画化した本作だ。

セロンが演じるのは、不死の力を持つ傭兵集団のリーダーで、不死の力を狙う巨大製薬会社の陰謀に巻き込まれるという王道のSFストーリーだが、映画のテイストはむしろリアル嗜好のミリタリーアクションで、浮ついた荒唐無稽さは感じない。

そしてセロンは、完全に「女性が本格アクションを披露すること」を特別視しないように心がけている。他の仲間が男性ばかりであることから(途中から女性の新メンバーも加わるが)「紅一点」なんて表現しようものならぶっ飛ばされるに違いない。それくらい、アクションのハードルを上げつつも、「女性もやってのけて当たり前」な時代を作ろうとしてるのがわかる。今後いくらでも展開させられそうな話だけに、ぜひ続編もお願いしたい。

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村山章

5.0新しい視点

2025年7月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

戦いの中で生き続けることは、とても辛いことが多く、不死身であっても歴史を変えるほどの戦いでは負けることも多かったと思う。それでも世界をよくしようという気持ちが伝わって、私も少しは頑張ろうと思えた映画でした。

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まさ

2.5永遠はつらい

2025年7月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

でも1人じゃないのはいいな

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JK

3.5面白いアイデアながらも、凡庸なアクション映画に

2025年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

【イントロダクション】
不死身となり、数百年を生きる戦士達が、その力を狙う製薬企業との戦いに挑む。
『スーパーマン』『ワンダーウーマン』『ウルヴァリン 』などのアメリカンコミックライター、グレッグ・ルッカによる同名原作(作画:レアンドロ・フェルナンデス)を、オスカー女優シャーリーズ・セロン主演で映像化。
監督はジーナ・プリンス=バイスウッド。脚本・製作総指揮には原作者のグレッグ・ルッカが参加。主演のシャーリーズ・セロンは製作も務めている。

【ストーリー】
歴史の影で活躍してきた不死身の戦士達、アンドロマケ〈アンディ〉(シャーリーズ・セロン)、ブッカー(マティアス・スーナールツ)、ジョー(マーワン・ケンザリ)、ニッキー(ルカ・マリネッリ)は、元CIAのコプリー(キウェテル・イジョフォー)から誘拐事件の人質となった子供達の救出任務を請け負い、南スーダンに向かう。しかし、人質事件はコプリーによるでっちあげであり、真の目的はアンディ達の不死性を映像に収める事だった。

一方、アフガニスタンでは、アメリカ海兵隊員のナイル(キキ・レイン)が、作戦途中でターゲットから反撃を受けて負傷し、死亡する。しかし、彼女もまたアンディ達と同じく不死者として蘇り、軍による実験対象にされようとしていた。不死者は仲間同士夢で繋がる事があり、ナイルの危機を察したアンディは、彼女を基地から拉致し、フランスの隠れ家へと案内する。

コプリーは、製薬企業“メリック”のCEOメリック(ハリー・メリング)にアンディ達の映像を見せ、彼女達を生け捕りにするよう命じられる。しかし、メリックはアンディ達不死者を実験動物としか見なしておらず、自社の利益拡大を目論む残忍な人物だった。

フランスの隠れ家でブッカー達と合流したナイルは、その夜に悪夢を見て魘される。それは、かつて不死者としてアンディと行動を共にし、魔女狩りによって鋼鉄の処女に閉じ込められて海に沈められたクインのものだった。アンディはナイルに「何があっても守る」と約束するが、既にコプリーの放った工作員が隠れ家に迫っていた。

【感想】
シャーリーズ・セロン演じるアンディが魅力的で、同じ依頼主から依頼を受けるのは一度だけ、観光客の自撮りに写った際、撮影に協力するフリをして自分の写った画像を削除するといった、プロとして自分の痕跡を残さないように行動する序盤の姿が良かった。太古から生きている証として、特殊な形の斧を使うのも外連味があって良い。何より、黒髪短髪のシャーリーズ・セロンが、本人のプロポーションもあって抜群にカッコいい。

反面、メインのアイデアである不死者としての描写や苦悩が教科書的で、新鮮味に欠けた。特に、登場人物達の「不死である」事に対する苦痛がイマイチ伝わってこなかった。愛する者を失う苦しみも、自分だけ取り残されていく孤独感も、台詞によるやり取りばかりで説得力に乏しいのだ。せめて、家族の事を心配していたナイルくらいは、ラストで陰ながら母と弟に別れを告げる演出等があっても良かったかもしれない。
ただし、魔女狩りで海に沈められたクインに対する、「絶えず溺れ死んでは蘇りを繰り返させる」という“殺せない相手への最大の苦痛”描写は素晴らしく、ゾッとさせられた。そんな苦痛の中に放り込まれれば、ナイルの言うように狂気に飲まれてしまうのも頷ける。しかし、エンドロール直前のオマケ映像で、100年の追放刑を受けたブッカーの前にアッサリと姿を現す点は拍子抜けした。思ったほど狂っている様子ではなかった(アンディに対する底知れぬ怨みこそ抱えてそうだが)ので。何なら、追放されてまだ半年しか経っていないブッカーの方が辛そうだった。

アクションシーンも、現代ではスローモーションから早回し、スタントなしによる白熱の格闘戦といった、多種多様なアクションの組み立て方がある中で、本作のアクションはそのどれもが凡庸で迫力に欠けていた。アンディの斧によるアクションも、もっと見たかった。
特に、クライマックスのアクションで、不死者達の不死性を存分に活かしたアクションが拝めなかったのはマイナスポイント。人間に戻りつつあるアンディを、皆が盾となりながら敵に向かっていく姿は、その様子を字面で見れば面白く感じられるだろうが、実際は絵的に地味で真面目になり過ぎていた。原作がある作品なのである程度準拠せねばならないのかもしれないが、その原作者が『スーパーマン』等のグレッグ・ルッカだというから、余計にそう感じてしまうのかもしれない。原作者としては、硬派なアクションを描きたかったのかもしれないが、同じような不死者でアメコミ原作としては、既に『デッドプール』シリーズが大成功を収めているだけに、ああした破茶滅茶さに完全に見劣りしてしまっていたと思う。

ただし、要所要所の台詞にはベタだが印象的なものがいくつかあった。
アンディの不死者としての能力が弱り、負傷した傷を手当てする為に立ち寄ったドラッグストアで、アンディの手当てをした店員の言葉が良い。
「人を助けるのに理由は関係ない。今日、私が助けたあなたは、明日、別の誰かを救う。人は孤独じゃない」

また、裏切った事を後悔するブッカーに、アンディが投げかける言葉は、人生の一つの本質だろう。
「死に方は選べないけど、生き方は選べる」

その言葉通り、ブッカーは仲間達から100年の追放を命じられ、自分の生き方について問い直さなければならなくなった。

【不死の正体は、神の意思か、人類という種の意思か】
アンディ達は、誰1人として自分達が何故不死の力を獲得したのか知らず、明確な回答も作中では示されない。
しかし、妻の死後、独自にアンディ達を調査し、追い続けてきたコプリーは、1つの法則を発見していた。それは、「不死者によって救われた者は、その後の人類史において偉大な功績を上げる」というものだ。そして、恐らく過去に不死性を失った者は、そうした人々を救う役割を終えたのだろうという事だ。

もし、アンディ達の不死性が、「人類という種を繁栄させる為、因果関係の順序を超えて偉大な功績を残す者を生かそうとする」という、神のやうな超常的な存在、もしくは人類種全体の意思だと言うならば、納得は出来る。しかし、それは同時に「役に立つ人間だから救わせる」という選民思想にも通じると思うのだ。特別な人間に救われる資格があるのは、同じく特別な才能を持つ人間だけであるという事になる。裏テーマとしてそうした残酷さを描いているのだとすれば、毒のある作品として好感が持てるのだが、恐らくは自分達の行為の意味を見失いつつあるアンディ達を勇気付けるものだと思うので、そこまで深く考えられているとは思えなく、そこが判断として難しいところ。

【総評】
シャーリーズ・セロンの画力が素晴らしく、不死性を獲得したキャラクターという設定も魅力的だった。反面、アメコミ原作らしからぬ硬派なアクション映画に仕上げたかったのかもしれないが、些か地味に纏まり過ぎてしまい、アクション映画としては凡庸な作品に止まってしまっているのが残念。

クインとの因縁がどういった方向に進むのかは気になるので、配信が開始された『2』は観る予定。

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緋里阿 純

5.0マジで神作

2025年7月1日
PCから投稿

興奮

ここ数年のアクション映画では最高作だと思います
設定もアクションも話も何もかもが面白い
ネトフリ契約したらまずはこれを見るべき

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MIKO

4.525003

2025年5月11日
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鑑賞方法:VOD

今、強い女性を演じさせたらNo.1
不死じゃなくなったのはどうなったか、続編が楽しみ

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たかたかたか

3.0不死身のヒーロー

2025年5月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

不死身のヒーロー物だが変身もせず人間味のある姿が好感を持てた。

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windfukuchan

3.5ほどよい

2024年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アクションもあり、人間ドラマもあり

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14waku

3.0写真撮られすぎw

2024年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

シャーリーズ・セロンによるシャーリーズ・セロンのための映画。
ワイルドスピード、マッドマックス、アトミックブロンドなど最近は強い女性ばかり演じるが、あえてそういったイメージ作っているかのよう。

不死身というテーマも宗教的で哲学的だが、そこは深掘りせずアクションと友情に徹した見せ方が割り切っていて良かった。

古い新聞記事や記録写真にたくさん写ってるのはさすがに無防備すぎ。

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カツベン二郎

2.5 強いんだけど、簡単につかまってしまうし、殺されてしまう。数世紀を...

2024年1月28日
PCから投稿

 強いんだけど、簡単につかまってしまうし、殺されてしまう。数世紀を生き、世界の危機を救ってきたにもかかわらず、そうした活躍を華々しく見せるのではなく、製薬会社に不老不死の秘密を探るためのモルモットとして捕まってしまう。しかも、製薬会社は強靭な軍隊組織を持っているから不思議だ。不老不死軍団対製薬会社の私兵団との訳がわかんない戦いという構図になっていく。
 撃たれ、傷つき、痛みに悶えながら一度は死んでいくところが痛々しくていけない。何世紀にもわたって生き抜いてきたという大風呂敷の割に話がこじんまりしていないか。

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ララリレロ

3.5死に方は選べない

2023年9月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

死に方は選べないけど、生き方は選べる。
死ねない悲しい戦士たち。
袂を分けた2つのグループ。
クイン?
その後が気になる。

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上みちる

4.0昔から生きていて歴史の重要な局面に関わって戦ってきた、という、どこ...

2023年8月11日
iPhoneアプリから投稿

昔から生きていて歴史の重要な局面に関わって戦ってきた、という、どこかで聞いたことのあるこの設定はガルガドットの「ワンダーウーマン」と全く同じで似たようなシーンもよく出てくるし、たぶん向こうが先でそれをパクったんだろう。でもこの作品の方が複数でやっていて新入までいるので、ワンダーウーマンよりもワイワイしていて楽しい。最後のシーンからして、次回作作る気満々なんでしょ。楽しみにしてます。

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キリンさん

3.5惜しい

2022年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

ですね!
普通にありそうな設定を
真面目に作ったら
こうなったみたいな、、
面白いんですけど
もっと、設定やストーリーを変えたら
面白くなるんじゃないかって
途中から思って、、アラ捜し始めて
色々気になってしまって
この評価
限りなく4に近いです
次回作待ってます!

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T-KAZU

そこはかとなく感じる惜しさ。

2022年4月27日
PCから投稿

Netflixオリジナルの、不死になった者たちが歴史の影で人々を密かに救ってる系アクション映画。
みんな大好き中二設定なんだけど、そこにリアルさを裏付けする大人がいないせいで、中学二年生向けの作品に留まってしまっているのが惜しい~。
まぁそれでも観ちゃうんですけど。

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クラゲ男爵

4.0シャーリーズワールド全開!

2022年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

アトミック・ブロンドで見せた格闘アクション全開の
シャーリーズがファンタジーを絡めてよりパワーアップして降臨する今作。
もう細かいことは何も言うまい!
ジャッキー・チェンからトム・クルーズを経てシャーリーズ・セロンへ系譜されるエクストリームアクションの歴史。
今後への期待値も高くなるというもんだ!
ラストを観る限り、これは明らかに続編ありきの構図にぬっているのだが、果たして…‼️

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ヒックス伍長

3.5セロン姉さん

2021年12月29日
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鑑賞方法:VOD

皆さんおっしゃる通り「セロン姉さん❤️」と声をかけたくなるカッコよさ。痛快です
続編作るよ、作るよの終わり方は最近の流行りなの?

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千恵蔵

4.0【次回作品への期待もこめて】

2021年12月3日
iPhoneアプリから投稿

2020年のデータで、売上世界一の製薬企業はスイスのロシュで、2位は同じくスイスのノバルティス、そして、3位がアメリカのメルクだ。

「メリック」って安易な命名ですよね笑

ちなみに、日本勢は、武田が10位。新型コロナウイルス・ワクチンで一段と知られるようになったファイザーは8位でした。

(以下ネタバレ)

まあ、「オールド」でも、製薬企業は、怪しい研究をしているって、それも「老い」だったりする設定は、人にとっては究極の問題なんだと想像する。

エジプトの王が生まれ変わることに重きを置いたのに対して、歴史上、不老不死に一番取り組んだのは、秦の始皇帝で、思いの外、長生きしなかったってのは歴史の皮肉のように思う。

為政者が、長生きしたいと思うのは、権力欲からだと思うけど、為政者であり続けることが、長生きとは必ずしもイコールじゃないんだからと考えてしまうのは、僕だけなのだろうか。

さて、この作品、長期間、不老不死でも、どうしたタイミングか、死が訪れるというのは、これまでになかった設定かなと思う。

人類も誕生や死を繰り返して進化したのだから、理由は不明だが、突然、そんな身体になって、いつかは死が訪れるってのも、巷でありがちな面倒くさい突っ込みがなくて良いように感じる。

進化は享受した上で、一時的に不老不死の身体を獲得する。まあ、それは、正確には不老不死とは呼べないのだけれども。

そして、いつか、傷が治らなくなり息絶える。

結局は、使命を感じながらも、実は孤独な存在で、死の恐怖と戦わなくてはならない。

だから、100年間交流なしってのは、本当に罰だなと思う。

孤独ってのは、家族や仲間が死んで感じることもあるだろうし、会えないってのも同様だなと思う。

首を切り落とされても生きられるのかとか気になるけど、まあ、それは面倒くさい突っ込みってことで......。

アンディの友は、鉄の棺桶に入れられて、海に沈められたんだと思うけど、鉄は簡単に腐食するから、とっくの昔に脱出出来ているはず。

それで、数百年会いに来ないってのも理由があるんだよね。

エンディングの、「ああっ!?」ってところで、続きになるけど、僕は結構面白いと思ったので、是非、次回も制作してほしいと思いました。

そして、今回は、この人たちが集い、悪辣な製薬企業と対峙するって設定だったけど、次回は具体的な社会や世界の危機と対峙するような物語を所望します。

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ワンコ

3.5戦闘シーンの描写、チトやり過ぎでは…

2021年5月19日
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鑑賞方法:VOD

シャーリーズ・セロンのアクション映画、戦闘シーンにこれ程のキレがあるとは驚いた。
あと原作ありきなんだろうけど、あの大立ち回りを見ると、過去の活躍とか世界を救ってきた描写がなんだか微妙に感じるかなぁ…

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Iwarenkon

4.5映画館で見たかった。

2021年2月7日
iPhoneアプリから投稿

個人的にファンタジーやSFに飛んでいかない、リアル思考な超能力設定が好きなので、リアルめな不死身はどハマりだったのかもしれないです。
言わずもがな、シャーリーズ・セロンは強くて綺麗ですし、シスターフッドと言うか分かりませんが、ナイルとの師弟関係も素敵でした。
またまた個人的な趣向ですが、ジョーとニッキーの関係も、とても刺さりました。

もし映画館で見れていたら、1番最後のショットとイントロの融合がかっこよすぎて、泣いていたと思います。今まで見たアクションで1番好きかも知れません。映画館で見たかった〜😢

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つおみ

2.5SFではなかった

2021年1月23日
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鑑賞方法:VOD

単純

興奮

SFと思っていたら
普通のアクション映画だった
アクションは素晴らしかったです

続編がありそうですね
連ドラならもっと面白いかも

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seiyo