オールド・ガードのレビュー・感想・評価
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「紅一点」なんて言葉を叩き潰すセロンのアクション新時代
シャーリーズ・セロンが、完全にアクションモードに入っている。もちろんアクション一辺倒ではないが、自らのプロダクションで『アトミック・ブロンド』を成功させ、続編企画も進行中。そして新たにシリーズ化を目論んでいるのがグラフィックノベルを映画化した本作だ。
セロンが演じるのは、不死の力を持つ傭兵集団のリーダーで、不死の力を狙う巨大製薬会社の陰謀に巻き込まれるという王道のSFストーリーだが、映画のテイストはむしろリアル嗜好のミリタリーアクションで、浮ついた荒唐無稽さは感じない。
そしてセロンは、完全に「女性が本格アクションを披露すること」を特別視しないように心がけている。他の仲間が男性ばかりであることから(途中から女性の新メンバーも加わるが)「紅一点」なんて表現しようものならぶっ飛ばされるに違いない。それくらい、アクションのハードルを上げつつも、「女性もやってのけて当たり前」な時代を作ろうとしてるのがわかる。今後いくらでも展開させられそうな話だけに、ぜひ続編もお願いしたい。
写真撮られすぎw
強いんだけど、簡単につかまってしまうし、殺されてしまう。数世紀を...
昔から生きていて歴史の重要な局面に関わって戦ってきた、という、どこ...
惜しい
そこはかとなく感じる惜しさ。
シャーリーズワールド全開!
【次回作品への期待もこめて】
2020年のデータで、売上世界一の製薬企業はスイスのロシュで、2位は同じくスイスのノバルティス、そして、3位がアメリカのメルクだ。
「メリック」って安易な命名ですよね笑
ちなみに、日本勢は、武田が10位。新型コロナウイルス・ワクチンで一段と知られるようになったファイザーは8位でした。
(以下ネタバレ)
まあ、「オールド」でも、製薬企業は、怪しい研究をしているって、それも「老い」だったりする設定は、人にとっては究極の問題なんだと想像する。
エジプトの王が生まれ変わることに重きを置いたのに対して、歴史上、不老不死に一番取り組んだのは、秦の始皇帝で、思いの外、長生きしなかったってのは歴史の皮肉のように思う。
為政者が、長生きしたいと思うのは、権力欲からだと思うけど、為政者であり続けることが、長生きとは必ずしもイコールじゃないんだからと考えてしまうのは、僕だけなのだろうか。
さて、この作品、長期間、不老不死でも、どうしたタイミングか、死が訪れるというのは、これまでになかった設定かなと思う。
人類も誕生や死を繰り返して進化したのだから、理由は不明だが、突然、そんな身体になって、いつかは死が訪れるってのも、巷でありがちな面倒くさい突っ込みがなくて良いように感じる。
進化は享受した上で、一時的に不老不死の身体を獲得する。まあ、それは、正確には不老不死とは呼べないのだけれども。
そして、いつか、傷が治らなくなり息絶える。
結局は、使命を感じながらも、実は孤独な存在で、死の恐怖と戦わなくてはならない。
だから、100年間交流なしってのは、本当に罰だなと思う。
孤独ってのは、家族や仲間が死んで感じることもあるだろうし、会えないってのも同様だなと思う。
首を切り落とされても生きられるのかとか気になるけど、まあ、それは面倒くさい突っ込みってことで......。
アンディの友は、鉄の棺桶に入れられて、海に沈められたんだと思うけど、鉄は簡単に腐食するから、とっくの昔に脱出出来ているはず。
それで、数百年会いに来ないってのも理由があるんだよね。
エンディングの、「ああっ!?」ってところで、続きになるけど、僕は結構面白いと思ったので、是非、次回も制作してほしいと思いました。
そして、今回は、この人たちが集い、悪辣な製薬企業と対峙するって設定だったけど、次回は具体的な社会や世界の危機と対峙するような物語を所望します。
映画館で見たかった。
惚れるー
すごくおもしろかった!アクション満載!武器もたくさん出てきて楽しい...
不死はよく使われてているテーマだがこれは歴史の流れとうまく組み合わ...
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