「あの顔なら流石にマスクいるか。」ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
あの顔なら流石にマスクいるか。
殺人者達の覚悟や準備のようなものが全く感じられなかったことは逆に怖かった。
思いつきでチャラい若者たちを罠にはめ殺してやろうと言う感覚は背筋がゾッとする。
人間なので他のスラッシャーホラーの先輩達のように説明がつかないような超人的な体力や生命力は持ち合わせておらず、被害者たちとはまあまあ対等にバトルし時には余裕で負ける事もあるというリアリティ設定は尊重したいと思うが、話としては盛り上がりに欠ける。
主役の女の子のヴィジュアルもリアリティへの強いこだわりが感じられるが、リアリティって本当につまらないことに気付かされる貴重な作品である。
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