「編集が酷い」ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
編集が酷い
ハロウィン、ピエロ、お化け屋敷。
題材があまりにも安直。しかも、それらが全くリンクしていない。
恐怖感の煽り方も一本調子だし、場面の繋ぎがあまりにも雑。
助けに来た主人公の彼氏があっけなくやられてしまうのは、既存の作品とはちょっと違うんだぞ、という制作側のアピールポイントなのか?
でも、あまりにも見どころが少ないので、殺人鬼グループを退治するベタなヒーローに仕立てたほうが、まだマシだったかも。
イーライ・ロスの名がクレジットにあるのが疑わしく思えてしまうほどの学生の映研レベルの作品。
予算の関係で尺が取れず思うように描けなかったというのもあるのだろうが、むしろ、脚本や演出といった根本レベルの問題のほうが大きいのかな?
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