「磁場が消滅?」アルマゲドン2009 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
磁場が消滅?
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邦題は例によって配給会社の勝手便乗、内容は隕石衝突より電磁パルス障害の方がメインでアルマゲドンというより「ザ・コア(2003)」の方が近いでしょう。元はカナダや北米のケーブルテレビ向けの低予算B級SF映画ですからドラマもCGも過剰な期待は禁物ですね。
登場人物は異端の科学者とそのファミリー周辺、大統領も出てきますがTV電話のみ、ロシアと一応共同作戦ですが旧式潜水艦の提供程度とこじんまりとしています。
SFですから科学的考証を持ち出すのは御門違いですが今どきの車はコンピューター制御ですからエンジンを切れば自動車も被害を受けないと言うのはご都合主義、潜水艦でマリアナ海溝は無理ですし、100メガトンの核爆発ですから逃れることはできないのは承知の上の観客サービス。
宇宙で起きることは様々ですし、過去にも何回も生物の大量絶滅を経てきた地球史ですからあながち絵空事ではない恐怖感がベースですので、ポップコーン・ムービーとして割り切ればそこそこ愉しめます。
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