劇場公開日 2020年7月3日

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「雨とピアノのハーモニーを添えて」レイニーデイ・イン・ニューヨーク サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0雨とピアノのハーモニーを添えて

2024年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

めっちゃ変な映画だったけど、めっちゃ好きだこの映画笑笑笑
浮気ものなのになぜか可愛らしい作りで、結構エグいことしてるのにパッと明るくて、難しいこと一切考えなくていいから何度でも見たくなる、全てにおいてちょうどいいラブストーリー。呑んでないのに、酔っ払った気分になれるのもまた不思議。
ニューヨークが舞台で、かつこんなに美形で素直な2人が主人公だからこそ成り立つ話だよな〜笑笑 始まってすぐ分かる、圧倒的なテンポの良さ。会話の量が多いのも、何度だって見たくなる秘訣。あー、チーズとワインを嗜みたいな🙃

ニューヨークの街並みと、ジャズなピアノに酔いしれる。来年には90歳を迎えるウッディ・アレン監督だが、ロケーションや音楽、役者の見せ方、カメラワークからセリフの細かなニュアンスまで、ちょっぴりふざけた映画なのにセンスは衰えず光っていて、ひとつひとつにものすごくこだわりを感じた。監督の映画は全く見た事ないけど、こりゃハマりそう。

まあ、いくらなんでも登場人物みんな恋に、欲に翻弄されすぎだろ!そして、流されすぎだろ!と思っちゃうし、娼婦があれっきりだったのはどことなく勿体なさを感じたけど、この映画以上に雨も案外いいじゃんって思えることないだろうし、大俳優になったティモシー・シャラメの意外な一面が見れて満足度は相当高い。ウォンカとかポールもいいけど、個人的にはこんな役が大好きだな。君は太陽の下で輝き、僕は雨の中で生きる。ん〜、タイトルからなにまで秀逸だな〜🥰

サプライズ