「雨の週末に、二人の恋人が迷い込んだ迷宮は。」レイニーデイ・イン・ニューヨーク お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
雨の週末に、二人の恋人が迷い込んだ迷宮は。
恋人は田舎の銀行頭取の娘さん。裕福だけどアメリカ人が好ましいと感じる剛健さを備えたお嬢さんです。
一方、同級生の彼はニューヨーカーの大金持ちの息子で、自分のホームグラウンドの最高の面を彼女に案内したくてたまらない。
しかし今回、ニューヨークに行く理由が、彼女に飛び込んできたタッタ1時間のインタビューの仕事であり、そこで出会う映画人たちによって、アッという間に二人の運命は狂わせられ、二人は翻弄されてしまいます。
きれいなだけではない大人の町を楽しむお話で、好きでもない相手とキスできる若い女性たちが、いったい何人登場するんだろ。
これ、とても重要なポイントだったりしました。
ほとんどすべての女性に対し、監督の暖かい目線が感じられるのですが、唯一、主人公が5000ドルも払った相手に対する監督の冷たい仕打ちはなんだったのか。
それが仕事なんだから仕方ないのでしょうかねぇ。
もうすこし、この女性の心のヒダも見てみたいと思いました。
コメントする