「天気と心は比例する」レイニーデイ・イン・ニューヨーク llさんの映画レビュー(感想・評価)
天気と心は比例する
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ウディアレンはこれまで幾度となく、天気と土地を恋愛にかぶせてきた。
恋人は、普段と違う土地に行くことで互いの価値観の違いに気付き、破局にいたる。
それに加え、この映画では主人公の心と天気が比例する。恋人との距離が遠くなれば雨が降り、希望を持てる、もしくは別の人との距離が近くなると天気と心は晴れる。
しかし母親との会話により自分の価値観を整理することができ、ラストは雨の中で幸福が訪れる。
『ミッドナイトインパリ』のストーリーと非常に近く、セレーナゴメスが出てくるだけで最後にくっつくと予想できるようになっているが、それでもラストシーンは主人公達が劇中で言う通りとてもロマンティックだと感じた。
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