「雨の日にキスして。」レイニーデイ・イン・ニューヨーク bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
雨の日にキスして。
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え?良いやん、このラストw
回れ右。なのか?マジか?それ、良いなぁ。と言うか、あれ、伏線だったんよ。言葉の戯れで溢れてたんで気に留めなかったけど。なかなか良いやん!ってなりましたw
途中から、かなり突っ込んで笑いを取りに来てる印象ですが、そこはウディ・アレンのトーク・コントなんで、爆発力は有りません。ジワジワとフフフ。と思いきや。エルファニがやってくれましたー!腰が折れるかと思うくらいの大技ジャーマンスープレックスw
知的って言う程じゃないけど、ウディ・アレンらしく、気の利いたコンテンツが満遍なく並べられてて心地良く楽しめました。
Everything Happens To Me
ここぞと言う時、必ず何かが起きて上手く行かなくなるのが私の人生。
と言う自虐的内容のクラシックなフランク・シナトラの歌は、ギャッツビーの内心の呟き。想定外のハプニングが続いた雨の日の1日目は、トラップだらけの迷路の様な土曜日。生き方を変えるための小路も見つけました。
ギャッツビー自身の選択で馬車を降り、彼女に別れを告げ、向かった公園。たまには素晴らしい事も起きる雨の午後6時。雨の日曜日のキスの相手は、自分の思い通りに生きようとしている、小憎らしくて、居心地が良いくらいに思った事を言い合える女の子。この先も、色んなことが起きるんだろうな、なんて思いました。
好き嫌いのレベルで言いますが、良かった。とっても!
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