そしてまた私たちはのぼってゆくのレビュー・感想・評価
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かごめかごめ
監督と脚本は『真夜中モラトリアム』『予定は未定』『オーバーナイトウォーク』『ペルセポネーの泪』『レンタル×ファミリー』の磯部鉄平
脚本は他に『真夜中モラトリアム』の二朗松田と『凪の憂鬱』の谷口慈彦
仲良しグループの男女6人が22歳になったとき母校に行ってみた
図書室で降霊術「かごめ」をやったら学校から出られなくなった
楓にだけ高校卒業前に亡くなった同級生辰巳の霊が現れた
レズだちは楓に拒否られ自殺したのか
楓に対する未練が霊として現れたのか
しつこく何度もドアを開ける繰り返し
霊がいくら美人でもまだまだ死にたくない
配役
楓に南羽真里
涼太に浄弘卓磨
春香に隼
朝陽に愛乃助
創士に野村洋希
まなに加島愛
教師の山本に白木原一仁
高校卒業前に亡くなった辰巳に松本真依
少し不思議な体験
ホラーというか、少し不思議な体験をした青春映画みたいでした。
久しぶりに集まった同級生たちが、降霊術を始めたことで始まる出来事。
ループの表現は「うる星やつら ビューティフルドリーマー」を思わせる感じでしたね。
トイレに行けないっていうのが一番怖かったでしょうか、これは面白いアイディアでした。
ちょっと詰めすぎた感じもありますが、ショートでよくこれをやったなって思いましたよ。
懐かしい青春時代とLGBTを絡めた、不思議な物語でした。
謎の異世界
高校卒業前に1人が亡くなってしまった仲良し7人組の、残りの6人が、卒業の4年後に母校に集まり巻き起こる話。
…という設定だけど、卒業前に1人亡くなったという設定は、あらすじを読んでいないとなかなかに判りにくい。
いくらショートとはいえ、あの写真だけじゃムリだって。
図書室で降霊術の本をみつけやってみるところから始まり、あるところから何度も繰り返しみせるけど、少しずつ変化が…。
それがこの作品の展開のキモなんだけど、ちょっとくどいし、関係ないところまで時系列いじる必要ありますか?
最後で急に秘密を明らかにされても、特にフリといえる程のものも無いから「あーそー」。
更にそこからはまあ良かったけれど、それもフリがある訳ではないからどうとでも取れるし。
オカルトでも、ファンタジーでも、現実でも、どれでも良いけれど、曖昧なのと解釈の幅を持たせるのとは違うと思う。
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