「途中から状況急転。」ストレンジ・アフェア ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
途中から状況急転。
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やはり、単なる好々爺ではなかったブライアン・コックス(汗)恐ろしい怪物だった。途中までは5年前に亡くなった彼氏の子供を授かった不思議だけど、ハッピーな話かと思いきや、現実は後見人となったジジイが人知れず睡眠導入剤を使って孕ませていたとは・・・。人知れず、そして結末見たらはっきり、その事実も伝わったのかわからない終わり方なので、そこが怖い。しかし、知らない方がハッピーなのかも。ジジイは死ぬまで、この事実を隠そうとしていたのだろう。妻との間に子供が欲しかったけど、妻の体が弱くて授からなかったという件があるが、決してそのせいではなく、単なる欲望だろう。人からクレイジーだと囁かれようが、実の親から勘当されようが、彼の母から最初は突き放されそうが、彼の子と信じてやまない彼女があまりにも不憫だし、夫の病気を心配と疑ったあまりに、最悪の真実、裏切りを知ってしまい、無残にも事故死、殺されてしまう後見人の妻があまりにも可哀想。霊媒師は全てが見えていたのだろうか。見えていても、彼女には真実を伝えられない。グレッグ・キニアは離婚してるが子供とうまくいっている、妻にも向き合おうとしたが無理だった、でも相談には乗る夫役が本当に合っている。適役。どんどん引き込まれた。
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