「浅い?」護られなかった者たちへ ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
浅い?
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震災と行政の問題。
どちらかだけでも2時間では足りないでしょう。
それを交互に時間を進めたり戻したり。
ちょっと進むのが遅くも感じて、どんどん内容が薄まっていく気がしてしまった。
避難所での3人。
利根の立ち位置や幹ちゃんとの関係など、よくわからないままスタートしたので、戸惑う。
震災前からの生い立ちはだんだんわかるのだけど、最初が少し唐突な感じ。
避難所での幹ちゃんを守るためのトラブル?も、よくわからなかったのは自分だけ?
最初にけいさんを申請のために連れて行った時。利根は最初から職員を睨んでたが、それまでに何かあったの?
そこも謎。最初からケンカを売ってる感じ。単なるガン飛ばし?
子どもの頃の幹ちゃんの演技が…ちょっと、だった。(すみません)
殺された2人とて、申請を取り下げるように強制したとか、不正を働いたとかではなさそうだし。まぁ、いい感じはしなかったし、餓死してしまったのは明確なんだけど。
死んでいい人なんていない。それはそうだけど、作品を見て、こいつは死んでもいいくらい憎たらしい!と思えないと、共感しづらいな。
そこまでの描写がなかった気がする。
原作の書評が素晴らしく、興味を持った作品だったが、うーん、映像にするとなかなか難しい部分もあるなと。
みなさんすごい役者さんばかりなのだけどね。
モネのポカーン顔が苦手で、朝ドラを観るのをやめてしまった、というのは関係ないと思うけどね〜。あ。
あと、個人的に阿部ちゃんのセリフが聞き取りづらいのがつらい。年のせいか?
それと、林くん。やや甲高い声で阿部ちゃんの後ろを常に走って追いかけるのが、犬みたいで。「犬部!」だからかな(笑)
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