「やや重い社会派サスペンス」護られなかった者たちへ 映画ファンさすせそさんの映画レビュー(感想・評価)
やや重い社会派サスペンス
東日本大震災から9年後の宮城県が舞台で震災との関わりを強く感じさせる作りとなっている(※震災後の避難所の描写などがあります)
変わり者の刑事笘篠(阿部寛)は奇妙な連続殺人の捜査を始めるが被害者には福祉関連の職員で身体の自由を奪われた状態で餓死させられるという共通点があった―
事件捜査の過程で現代の生活保護行政の問題を突きつけてくる社会派サスペンス。
物語のラストに胸が締め付けられる。
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