「監督不在の脚本映画 監督はプロヂューサーを務めていたようだ。」護られなかった者たちへ YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
監督不在の脚本映画 監督はプロヂューサーを務めていたようだ。
呆れるほどの煩悩監督ぶりに、普段では見えないようなものまでもが視れてしまった。
撮影をはじめ、優秀な全スタッフと優秀な演者はみな 自分のギャラぶんの仕事はきちんとこなしているようだった。
映画を観ていると、”脚本には「右を観る」「頭をかく」「目を左右に動かして 落ち着かない様子を示す」等の演技までもが精細に書かれていた”事さえも判ってしまいます。
そして、各カットは存在するが、そのカットが繋がらず 映画としての連続性がまるでない。
予告編にせよ、シナリオにせよ、最後の顛末に向けた布石であることは、途中から解ってしまい製作者側の浅知恵に呆れかえってしまった。
東日本大震災を題材にしているが、あくまでもきっかけであって、本題ではない。
生活保護の問題点をエグル社会派映画に成るべきなのに。。。原作があるとは思えない”内容の雑さ”にも呆れた。
倍賞美津子さんはドーラン化粧して、外見は老人ポイが元気良過ぎ!
この映画を観るよりも東日本大震災を題材とした映画作品では「凪待ち」や「裸のいとこ」を観た方が良い。ずっと心をえぐる。
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