「3.11と生活保護」護られなかった者たちへ haginoさんの映画レビュー(感想・評価)
3.11と生活保護
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関東大震災をテーマにしたものは、いくつか見てきたけど、生活保護やそれにまつわる事件に焦点を当てたものはあまりなかった気がする。
佐藤健、清原果耶、倍賞美津子の演じる3人がそれぞれの辛い過去を持ちながら、避難所で出会い、肩を寄せ合って過ごしていくうちに本当の親子のようにお互いを思いやってるの入ってとてもよかった。
予告での佐藤健の水溜りに顔を浸かってまで「ふざけんなっ」と叫んでいるシーンが印象的で見てみたいと思った。
本当に生活保護が必要な人たちが、国に保護を受けるなんて恥だとか考えて保護を受けずに死んでしまったり、かと思えば不正受給している人たちもいて、多分これは今も問題視されていることなんだろうなと思った。
ただ、映画内で生活保護を受けれなくて佐藤健が怒るシーンで、いやいや、お世話になっていたのに、栃木に働きに出て仕送りもしてなかったの?とは思ってしまった。
それとも服役していた間だったからなのかな?
殺害した理由はまあわかるとして、殺し方似てる?二人目の方がえげつなくない?あんな風に縛ったり、羽の意味がなんだったのかなーとは思った。
でも全体的にいろんなことを考えさせられるいい映画でした。
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