「生きる」護られなかった者たちへ よっちゃんイカさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる
本作では容疑者視点(主に2011年)と捜査視点(主に2020年即ち現在)の二つの視点が並行して進んでいく。
この事によってミステリーとしては少し弱いかな?
ストーリーで魅せる映画かな?と思っていたが最後の方で意外な展開を迎える。
もちろんストーリーでも十分魅了してくれる。
やはり瀬々監督の作る映画の重厚感がこの原作にぴたりとハマったんだろう。
そして役者さんはみなさん素晴らしい
特に佐藤健さん、清原果耶さん、永山瑛太さんが印象に残った。
清原さんの生活感あふれるナチュラルな演技、佐藤健さんのいかにも悪くて怪しそうそれでいてその人物の不器用さも表現する目付きと表情、永山瑛太さんの残酷な笑顔、その全てが印象に残る。
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