劇場公開日 2021年10月1日

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「絵空事でもいいから護りたかった」護られなかった者たちへ あさりんかさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0絵空事でもいいから護りたかった

2021年10月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

護られなかったと感じていた側と
守ろうとしなかった側のどちらの側面
理解出来るからつらい。

守ろうとしなかった方は人間としてどうなんだ
って思うかもしれないが
組織の中にいて色んな圧力の中で
震災という相当異常なイレギュラーの中での
業務が異常なほど仕事量に異常だったはず。

だからといって人が死んでいいわけはない

そこから生まれる恨みが
また護られなかった者とか物をつくり出すわけだが

人間平等は絵空事
そんなことはわかっているけど
大切な人を護りたかった
それができなかったからいま護りたかった

誰よりも何よりも家族だった

魂が泣く 大袈裟でもなんでもなかった

いけだ あさり.