「死してなお生きる」彼女はひとり 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
死してなお生きる
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監督と脚本は『投影』『夜の外』『犬』の中川奈月
立教大学文学部→立教大学大学院現代心理学研究科→東京藝術大学大学院映像研究科
中川奈月作品初鑑賞
粗筋
澄子の父は高校教師
教え子の聡子と付き合っていた
澄子の幼馴染秀明がバラしてしまった
秀明は聡子が好きだった
聡子は橋から飛び降りて自殺した
澄子の母は精神的におかしくなり自殺した
澄子は当時中1で秀明は小6だった
高三になった澄子も橋から飛び降り自殺を図ったが生き残った
秀明は担任の高校教師波多野と付き合っていた
それを目撃した澄子はスマホで写真を撮り秀明を恐喝し続けた
彷徨う聡子の亡霊が見えていた澄子は苦しみ続けた
聡子の存在を知ると澄子の印象がガラッと変わる
もうこの世の者ではないキャラを演じる際に特殊メイクや三角巾は必ずしも必要ではない
それを中川監督と演じた中村優里は示した
いろいろと理不尽な設定で痛々しい
とりあえず彼女の今後に期待したい
配役
自殺を図ったが生還した女子高生の戸田澄子に福永朱梨
澄子の幼馴染で牧子と交際している勝沼秀明に金井浩人
教え子の秀明と交際している教師の波多野牧子に美知枝
澄子の父で教え子と不倫を重ねた戸田隆に山中アラタ
澄子の母で精神的おかしくなり亡くなった戸田薫に三坂知絵子
秀明の友人の橋本隼人に櫻井保幸
澄子の後輩で秀明と交際していた菱川茜に榮林桃伽
澄子の卒業した先輩の矢野瑞樹に堀春菜
教師だった隆が交際していた女子高生で自殺した聡子に中村優里
波多野の同僚教師の浜口に田中一平
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