ブラッドショットのレビュー・感想・評価
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あまりにもマンガなお話を迫力のアクションで見せる
主人公が生き返るところで「ロボコップ」の進化形かな…と思ってたら、他にも強化(改造?)された元負傷兵が紹介され、なるほど「サイボーグ009」なんだな…と理解。
しかし、仲間とチームで戦うのではなく主人公が造反して追われる展開へ移ったので、「仮面ライダー」だったんだと解釈した。
ストーリーはいい加減。
あれほど凝ったことをしなくても、殺したい人間を殺す指令を出せばいいのではないか。
それとも、復讐心がなければ能力が発揮されないのだろうか。
開発した技術を共同研究者を出し抜いて高く売りたいという陰謀は解るが、そのための策略が全く無意味なカラ騒ぎなので、ストーリー全体に説得力がない。
記憶をすり替える手法が映像編集というのも安直。編集作業の映像は面白いが。
スタッフたちは仕方なく従っているような思わせ振りな表情を見せたりするのだが、元負傷兵たちが従順な戦闘員なのはなぜなのか。
彼らだけは何らかの洗脳が施されているのか、それとも利害が一致していて自分の意思で従っているのか…。
まぁ、他のコミックベース映画は説得力が高いというわけではないので、他に観るべきところがあれば良いとは思う。
となると、観るべきところはアクションだろう。
次から次に展開するアクションは、なかなかのアイディアで一見の価値は認められる。
たたみかけるアクションでストーリーのアラを忘れることぎできれば、それなりに楽しめると思う。
こういうクダラナイ映画をこの映像クオリティで作ってしまうところが、アメリカ映画産業の凄さだと思う。
日本の仮面ライダー映画ではとても真似できない。
自分にとっての一番の見所は、KT役エイザ・ゴンザレスの見事なバディと、それを強調した衣装だった…‼️
設定は大味だけどアメコミ原作だと思えば
中身はマトリックス?アクションの迫力でプラス0.5点
いや〜、やっと映画館解禁ですよ!
待ってました〜!と意気込んで上映中リストを
眺めてみたものの、あまり「観たい!」というのも無く、
でもストレス発散にはアクションものかなという事で
解禁一発目にこれをチョイス。
始めからハラハラさせられるドンパチあり、
その後サイボーグとして無敵の力を与えられ
さぁこれからどうなるのか?
お、そう言う展開?ん?これってマトリックスの
世界観のような?
ストーリー全体は粗っぽく、どなたかが仰っていた
「イオンシネマでしか上映していない」なら、
なんかそれがしっくり来る感じでした。でもアクションは満載で
確かにストレス発散できたので、及第点の評価です。
それにしても映画館が再開したのは嬉しいですね!
トーキングヘッズの「サイコキラー」を聴くと学生時代を思い出す。
先輩によって無理やり好きでもないパンクバンドのメンバーにさせられ、演奏した曲の一つがこれ。うぉー、記憶が蘇ってきた!復讐してやる!とまではならなかったものの、なんだか学生時代を思い出してしまいました。いや、でも懐かしかったです。
サイボーグになってしまったのはいいのですが、記憶が戻らない。そうだ、復讐したい奴がいるんだと思い出したビン・ディーゼル演ずるレイ。妻ジーナを殺しやがって~許せん!と、いきなり暴走する。しかも、組織のコンピュータにアクセスして、何やらいっぱい検索してしまう頭脳まで備わっていた。
組織には義足の男や義眼の男もいたのだが、ナナイトによる改造が成功したのはレイが初めて。こうなったら鬼に金棒、ビンにナナイト、あそこには15センチだ。強い、強すぎる、不死身すぎる・・・しかし、バッテリー切れ。なんだか血を入れ換えなければならないとなったら、まるで人工透析みたいじゃないですか・・・
こんなSFは大好物。しかも記憶をいじって人の尊厳を無視してる悪党。てめーの復讐やってんじゃねーぞ!的な展開にはわくわくさせられました。完璧なマインドコントロール。似たようなSF作品もあったかと思いますが、ビン・ディーゼルの肉体も魅力的なので強烈です。まぁ、今の世の中だったら自殺に見せかけるという陰謀が多いんでしょうけどね・・・
ハゲは戦地も駆け抜ける
これで終わりにしよう
娯楽SFアクションとして
ツッコミどころ満載の頭の悪さ
『ワイルド・スピード』のヴィン・ディーゼル主演アクション。
『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』の、グルート並みのオツムな筋肉キャラを演じていて、なかなかよい遣い道。
科学者の発明した、細胞を復元するナノマシンを体内に入れられた元軍人が、死から復活。
どんなに傷ついても瞬時に治って死なない、怪力ゾンビ化。
妻と自分を殺した犯人へ復讐するため、研究所を脱走し……
と、至ってシンプルに思えたが、一捻りあり、脚本の工夫が楽しい。
ツッコミどころ満載で粗いけど。
問題は、登場人物が致命的レベルで皆頭悪いのよ、これが。
そこが脚本の粗さに直結。
次にどうなるかも、予想の範疇。
平日昼間にテレ東の午後ローで、ながら見すればいいくらいの内容。
悪役(ガイ・ピアーズ)がゲス過ぎる怪演をしていたのと、ヒロインが2人とも可愛かったからいいか。
ヒロインの片方は元イーロン・マスクの嫁だったタルラ・ライリー。
片方は『アリータ: バトル・エンジェル』で殺人サイボーグを演じていたエイザ・ゴンザレス。
こういう毒にも薬にもならない、観てる人間のIQが下がりそうな話を、スクリーンで観られる日常が戻ってきたことに感謝!
新作映画の公開再開はめでたいが・・・
コロナの流行のため中断されていた新作映画の公開が、流行の鎮静化にともないめでたく再開された(厳密には宗教映画が先だけど)。
マイナーなアメコミ原作(非マーベル、非DC)とのことだけど、いまひとつスケール感というか世界観が乏しい。
はっきり言って悪の組織も開発者もショボい。
また、アメコミ映画作品でリアリティ(仮想技術の実現可能性)を語っても仕方がないけど、少なくとも実現できてもおかしくないと思わせる程度の水準は確保して欲しかった。
ストーリー的にはひねりが入っているけど、記憶操作はこれまでの作品にもあり特別目新しくもない。
ついでに言えば、マッチョの主人公と美人の白人、それを引き立てる黒人って、アメコミ原作といえポリコレ的に大丈夫なのかな(ちょうど今、白人警官が無実の黒人一般市民を殺して騒ぎになってる)
きつい言い方すれば、本国では3月第2週公開のためコロナの直撃を受けて興行収入は惨憺たる結果に終わったけど、仮にコロナがなくても興行収入は期待できなかったと思う。
オモチャの兵隊
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