ブラッドショットのレビュー・感想・評価
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トーキングヘッズの「サイコキラー」を聴くと学生時代を思い出す。
先輩によって無理やり好きでもないパンクバンドのメンバーにさせられ、演奏した曲の一つがこれ。うぉー、記憶が蘇ってきた!復讐してやる!とまではならなかったものの、なんだか学生時代を思い出してしまいました。いや、でも懐かしかったです。
サイボーグになってしまったのはいいのですが、記憶が戻らない。そうだ、復讐したい奴がいるんだと思い出したビン・ディーゼル演ずるレイ。妻ジーナを殺しやがって~許せん!と、いきなり暴走する。しかも、組織のコンピュータにアクセスして、何やらいっぱい検索してしまう頭脳まで備わっていた。
組織には義足の男や義眼の男もいたのだが、ナナイトによる改造が成功したのはレイが初めて。こうなったら鬼に金棒、ビンにナナイト、あそこには15センチだ。強い、強すぎる、不死身すぎる・・・しかし、バッテリー切れ。なんだか血を入れ換えなければならないとなったら、まるで人工透析みたいじゃないですか・・・
こんなSFは大好物。しかも記憶をいじって人の尊厳を無視してる悪党。てめーの復讐やってんじゃねーぞ!的な展開にはわくわくさせられました。完璧なマインドコントロール。似たようなSF作品もあったかと思いますが、ビン・ディーゼルの肉体も魅力的なので強烈です。まぁ、今の世の中だったら自殺に見せかけるという陰謀が多いんでしょうけどね・・・
ハゲは戦地も駆け抜ける
これで終わりにしよう
娯楽SFアクションとして
ツッコミどころ満載の頭の悪さ
『ワイルド・スピード』のヴィン・ディーゼル主演アクション。
『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』の、グルート並みのオツムな筋肉キャラを演じていて、なかなかよい遣い道。
科学者の発明した、細胞を復元するナノマシンを体内に入れられた元軍人が、死から復活。
どんなに傷ついても瞬時に治って死なない、怪力ゾンビ化。
妻と自分を殺した犯人へ復讐するため、研究所を脱走し……
と、至ってシンプルに思えたが、一捻りあり、脚本の工夫が楽しい。
ツッコミどころ満載で粗いけど。
問題は、登場人物が致命的レベルで皆頭悪いのよ、これが。
そこが脚本の粗さに直結。
次にどうなるかも、予想の範疇。
平日昼間にテレ東の午後ローで、ながら見すればいいくらいの内容。
悪役(ガイ・ピアーズ)がゲス過ぎる怪演をしていたのと、ヒロインが2人とも可愛かったからいいか。
ヒロインの片方は元イーロン・マスクの嫁だったタルラ・ライリー。
片方は『アリータ: バトル・エンジェル』で殺人サイボーグを演じていたエイザ・ゴンザレス。
こういう毒にも薬にもならない、観てる人間のIQが下がりそうな話を、スクリーンで観られる日常が戻ってきたことに感謝!
新作映画の公開再開はめでたいが・・・
コロナの流行のため中断されていた新作映画の公開が、流行の鎮静化にともないめでたく再開された(厳密には宗教映画が先だけど)。
マイナーなアメコミ原作(非マーベル、非DC)とのことだけど、いまひとつスケール感というか世界観が乏しい。
はっきり言って悪の組織も開発者もショボい。
また、アメコミ映画作品でリアリティ(仮想技術の実現可能性)を語っても仕方がないけど、少なくとも実現できてもおかしくないと思わせる程度の水準は確保して欲しかった。
ストーリー的にはひねりが入っているけど、記憶操作はこれまでの作品にもあり特別目新しくもない。
ついでに言えば、マッチョの主人公と美人の白人、それを引き立てる黒人って、アメコミ原作といえポリコレ的に大丈夫なのかな(ちょうど今、白人警官が無実の黒人一般市民を殺して騒ぎになってる)
きつい言い方すれば、本国では3月第2週公開のためコロナの直撃を受けて興行収入は惨憺たる結果に終わったけど、仮にコロナがなくても興行収入は期待できなかったと思う。
オモチャの兵隊
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