配信開始日 2020年4月24日

「ヒップホップに興味はないけど」ビースティ・ボーイズ・ストーリー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヒップホップに興味はないけど

2022年3月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

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興奮

80年代アメリカのハードコア・パンクを特集した"パンク天国3"のレビューにビースティ・ボーイズはハードコアのセンスや才能は無いと馬鹿にされていた記憶やグレン・E・フリードマンの写真集に80'sスケーターやパンクバンドに混じりRun-D.M.C.と載っていたり、オールドスクールといえどコッチはハードコア・パンクが大好きなだけで、スパイク・ジョーンズが監督ってのもあり興味のないジャンルも音楽の歴史の勉強として。

ハードコア・パンクをやっていた初期の映像が流れるが曲も悪く無いしスタイルも格好良く、出会っていたらメチャクチャ話や趣味が合いそうな感じだし、知らなければレコード買っていただろう、多分。

講演会みたいに大勢の客を前に当時を語るメンバーとスクリーンに映される映像、ヒップホップに興味は無くても三人のバンドとしての歴史に興味津々、ブシェミとベン・スティラーの贅沢な起用、マーク・ウォールバーグも!?

まぁ、TheClashも「ロンドン・コーリング」で進化してBadBrainsはレゲェもやるしレイジのザックはINSIEDOUTだった訳でジャンルに方向性が変わらないも良し、進化や変化してこその音楽やバンドでも良し。

AppleTVにて鑑賞。

万年 東一