オルタード・カーボン リスリーブドのレビュー・感想・評価
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いいとこ取り
名作と名高いSF作や人気極道ゲームの良いところをより集めて作られたような本作。
目新しい感じはないとはいえ、話のまとまりはよく、アクションも見事で、とても見応えのある作品でした。CG技術も素晴らしく、3DCGアニメの真髄を見た、といった感じです。ニンジャやサムライといった要素も含まれているので、外国受けも良さそうです。
ただ、欲を言えば、
これをセル画で観たい!
サイバー龍が如く!!
シリーズ初見です。ブレードランナーやデウスエクスみたいな感じかと思って観始めましたが、意外にもYAKUZAものでした。ストーリーは尺に合った印象に残るものでした。グラフィックはコミックがそのまま動いているようでかなり格好良く、アニゴジを作ったポリゴン・ピクチュアズより数段上の技術力だと思いました。サイバー忍者が出てきますが、雑魚キャラだしTEKKENの吉光みたいな変態機動っぷりが物足りなかったです。護衛のYAKUZAがステルス忍者にバッタバッタと倒されていくようなシーンをもっと重点的にやって、ヨークシンシティン並みの緊張感を味わいたかったです。
ブレードランナー➕攻殻機動隊➕龍が如く
楽しみにしてましたよ、この配信は、なんせ僕の大好きな世界観がギッシリつまってますから。
宇宙に進出した人類は、とうとう意識のデジタル化に成功する。脊髄近くに埋め込まれたスタックに記憶、感情といった人格そのものが保存される。肉体はスリーブと呼ばれ、スタックさえ無事であれば、新しい肉体に移動できる。
攻殻機動隊の電脳がチップ化されて、ゴーストも一緒に保存される代物で、バックアップもできる。法律で禁止されているがコピーしてクローンも可能だ。二重スリープと呼ぶ。
本編の2シーズンは、僕の大好きなブレードランナー、マトリックス、攻殻機動隊をミックスしたような世界観で、Netflixがたっぷりお金をかけているから、SFファンの僕にはよだれが出るような映像がどっさり。今回は本編の前日譚が、とうとうアニメに。しかも、ヤクザと忍者スリーブまで出てくる。
主人公のタケシ・コバッチは、日本人とスラブ系の血を引く混血で、未来の植民惑星にはヤクザが跋扈している。
ヤクザの代替わりの秘密は、バレバレだが、それでも面白かった。ブレードランナー、攻殻機動隊に龍が如くがさらにミックスされているからね。いっぱい続編を作って欲しいな。
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