EMMA エマ

解説

「いつか晴れた日に」「プライドと偏見」などの映画化作品でも知られるイギリスの女性作家ジェーン・オースティンによる名作恋愛小説で、これまでにも何度も映像化されている「エマ」を、Netflixオリジナルドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイの主演で新たに映画化。容姿端麗で利発、裕福な暮らしを送るエマ・ウッドハウスは、女王様気取りで周囲の人びとの恋の仲介を楽しんでいた。しかし、いくつかの失敗を経て自らを見つめ直した彼女はやがて、ずっと身近にあった愛に気づく。2021年・第78回ゴールデングローブ賞でアニヤ・テイラー=ジョイが主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート。第93回アカデミー賞では、衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされた。

2020年製作/124分/イギリス
原題または英題:Emma.

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第93回 アカデミー賞(2021年)

ノミネート

衣装デザイン賞 アレクサンドラ・バーン
メイクアップ&ヘアスタイリング賞  

第78回 ゴールデングローブ賞(2021年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) アニヤ・テイラー=ジョイ
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映画レビュー

4.0アニャとミアゴスのコメディエンヌとしての可能性

2024年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

イギリスの女流作家ジェイン・オースティンの名作小説の映画化ですね これは三国志とか忠臣蔵、源氏物語などと同じく「ネタバレ推奨」な作品ですよ ストーリーやキャラクター、時代背景、お国柄等がわからないと作品の真価がわからない系の作品です 本作は少々コミカルな仕立ての『エマ』ですよね まず、ロケ地や衣装の圧倒的な美しさは眼福! そしてアニャ・テイラー=ジョイは…なかなか良い! 個人的な印象ですけど、アニャに限らずミア・ゴスとかビル・ナイとか、コメディ作品出演の印象が薄い俳優さんたちが大活躍してて、これが意外に良いんです (あ、そう言えばビル・ナイは確かラブ・アクチュアリーとかにも出てたっけ) コメディドラマや恋愛ドラマを得意とする俳優さんは他にもっといると思うし、本作もそういう俳優さんたちが演じた方がしっくり来るのかもしれません しかしオースティンの名作「エマ」は今までに何度も映画化・ドラマ化されてますから、王道パターンはそちらに任せれば良いではないですか 賛否両論あるかもしれませんが、こういうのだって見たいですよ アニャのコメディエンヌとしての可能性、すごく感じました(ミア・ゴスも) そういう路線の作品にもっと出ればいいのに(ミア・ゴスも)

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ケンイチ

3.5【アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスの限りなく素に近い姿を愛でる作品。】

2023年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

■イギリスの小さな町で暮らす、エマ・ウッドハウス(アニャ・テイラー=ジョイ)。  容姿端麗で利発、そして裕福な彼女は、女王様気取りで周囲の恋のキューピッド役を楽しんでいた。  しかし、いくつかの失敗から自身の欠点を認識していくうち、彼女はずっとそばにあった愛に気づき始める。 ◆感想 ・ジェーン・オースティンの小説「EMMA」にほぼ忠実に描かれているので、内容は割愛。 ■今作の魅力 ・アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスに尽きると思う。 ・ご存じの通り、アニャ・テイラー=ジョイはシャマラン監督の「スプリット」でデビューを果たし、その後もミステリアス系の作品で強烈な印象を残す女優さんである。 ー 少し前であるが「ザ・メニュー」「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」そして余り話題にならなかったが「サラブレッド」でも強烈なインパクトを見る側に与えた女優さんである。- ・同様にミア・ゴスも、ホラー映画で、その存在及び演技を強烈に示してくれている女優さんである。 ー つい、最近公開された「Peral パール」の渾身の演技は凄かった。- <今作は、ビル・ナイが出ている事もあったが、兎に角、アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスが出演しているという理由だけで鑑賞した。  お二人とも美しいのであるが、所謂絶世の美人と言う訳ではなく(ホント、スイマセン。)だが、個性的な美しさを全面に出して女優業を行い、結果を出している点に魅入られるのである。  だって、アニャ・テイラー=ジョイのあの大きな眼と、ミア・ゴスのどこにでもいるような美人さん(重ねて、スイマセン・・。)が、スクリーンに映し出されると、それはそれは魅力的なのである。  そんなお二人が正統的英国恋愛映画に出ている点で、もうバッチリなのである。>

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NOBU

4.0アニヤ・テイラー・ジョイがジェーン・オースティン文学を華麗に!!

2023年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

英国の古典文学の伝統的・良家子女の婿取り嫁取りストーリーを アニャ・テイラー・ジョイの圧倒的な美しさで、 高慢と傲慢を鮮やかに描写した。 この映画は丁度コロナ禍と重なり、日本未公開です。 なぜか、ケーブルテレビのムービープラスで放映されたのを鑑賞。 ゴールデン・グローブ賞でアニャが主演女優賞にノミネートされる。 またアカデミー賞では衣装デザイン賞にノミネート。 可憐で華麗な衣装、 手の込んだ髪型、 美しく前衛的な帽子、 本当に衣装は最高に前衛的かつトラディショナルでしかもゴージャス。 目にご馳走でした。 美しい英国の田園風景、 素晴らしい邸宅、 豪華で美味そうなアフターヌーンティーのテーブル。 イギリステイストにヨダレが垂れました。 良家の子女の駆け引き・打算・浅はかな計略・・・ EMMAの自信と打算そして傲慢さ。 ラストではそれが結局は丸く収まる。 常に近くにいたジョージ・ナイトリー(ジョシュ・オコナー) ジョージの屈折した優しさや聡明さそして優柔不断も見所でした。 アニャ・テイラー・ジョイの貫禄・美しさ・演技、 すべて申し分なくて5回映画化された『EMMA』の中でも最高との 評価になっています。 興行的にもまずまずの成績。 Netflixでももう配信されておらず、大変残念です。

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琥珀糖

3.0アニヤ・テイラー=ジョイ版

2023年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジェーン・オースティン原作で、以前、グウィネス・パルトロー版を観ている。 主人公エマ(アニヤ・テイラー=ジョイ)は善良で傲慢、カップルを結ばせる愛のキューピットを自認している。 はたから見れば大きなお世話なのだが、本人は気づかず、周りにいる人達を傷つけていく。 アニヤ・テイラー=ジョイは美しく、好きな女優さんだが、弱さが足りないかな。

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いやよセブン