「なんか既視感あるなぁと思ったら・・今朝見た「仮面ライダー」「戦隊ゼンカイジャー」と全てがそっくり、主人公がまばたきしないのもビックリ!」映画 文豪ストレイドッグス BEAST 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
なんか既視感あるなぁと思ったら・・今朝見た「仮面ライダー」「戦隊ゼンカイジャー」と全てがそっくり、主人公がまばたきしないのもビックリ!
イヤイヤ、今、仮面ライダーも、ゴレンジャーを始祖とする戦隊モノも、平成中盤あたり
から、ずいぶん様変わりしている。最近の仮面ライダーはピンク色で、今は「リバイス」だよ❗️❗️
仕事で随分と耳にする言葉だけども、リバイスってどういう意味??(アホウですいません)
それに今朝のゼンカイジャーは「おコタの密会=コタツ怪人」だよ・思わず見入ってしまった。面白すぎる😊。
なんでコレ出したかというと、台詞回し、場面切り替え、チープな背景、わかりやすすぎるVFXだかCG・・
この作品は、仮面ライダーと戦隊モノと殆ど作りが、同じだった。バー「ルパン=銀座で今もあるのかなぁ?太宰治の写真で有名」
のシーンを除き全く同じ作風であった。
30分で済むものを2時間近くにしているせいでむしろこちらの方が劣化している。
どう考えても「おコタ、コタツ怪人=コタツで、みかんと煎餅、ノンビリ戦法で、戦意を喪失させる。」方が
文豪より遥かに面白い。主人公の芥川龍之介が目を見開いてまばたき一つしないのはビックリだったけども。
いやぁ「大河ドラマ 鎌倉殿・・・」第一回見逃したのはイタイ。
この作品は、間伸びして、これというストーリーがあるわけでない
そもそも、主要人物が不死身で、逆にちっとも面白くない。
与謝野晶子と江戸川乱歩、谷崎潤一郎は比較的長命だけど
出てくる人物、自殺者、早逝した人物ばかり
芥川、中島敦、織田作之助、国木田独保、太宰治、中原中也、宮沢賢治・・・
ただキャラクターに全然反映していない。まあ中島敦は「山月記」の虎🐯で一捻りだけども
キャラクターかぶるのは、せいぜい、破滅主義の中原中也くらい。
織田作之助は渋くて、よほどのジジイでないと誰も知らないよ。純文学でないし。
泉鏡花は男だろよ。
そんなことはどうでも良い風変わりな異能世界描写。
勿論、初見で、原作も、舞台も知らないけれども
かえってつまらな過ぎて印象に残る作品。
文庫みたいのおまけで付いてきた。
まあ全く理解できなかった「スパイダーマン・ノーウェイホーム」よりはマシだった。
まあせめて、ストーリー上「悪の方向性」だけでもわかれば良かったのだけれども・・・