「羅生門」映画 文豪ストレイドッグス BEAST ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
羅生門
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原作は無料サイトなどでチラッと読んだことがありますが、舞台版は未完で鑑賞。
アクションの立ち振る舞いやカメラワークなど、監督が仮面ライダーや戦隊ヒーローを担当していたのもあり、特撮味があって個人的にはとても好きでした。室内で戦っていたのに場面転換と同時に屋外での戦闘になるのもハチャメチャですが遊び心があって良かったです。
他にも銃で撃ったり、剣で切ったりした際にしっかり血飛沫が飛んでいるのもこの手の作品では省かれそうな部分をしっかり逃げずに描いているのにも好感を持てました。
役者の方々も舞台出身の方々が多いのもあり、ダイナミックな動きを画面いっぱいで楽しめました。CGもちゃっちいといえばちゃっちいんですが、仮面ライダーでのCGを見慣れているので、そこまでま違和感は感じませんでした。小説が自身の異能になるっていう設定は斬新で良かったです。正直、元ネタの範囲を飛び出しまくっているなぁとは思いましたが笑。
ただ、ストーリーはやや単調で、70分くらいで描けそうなマフィアとの抗争やら仲間内でのゴタゴタを引き伸ばしているのもあり、後半はかなり退屈でした。アクションも前半で出し惜しみないくらい出してしまったせいで飽きが来てしまったのも痛いです。ラストも漫画やアニメ、舞台などの他のコンテンツに繋げたいんだろうなという終わり方でしたし、一本の映画としてしっかりまとめて欲しかったなと思いました。お粗末。
鑑賞日 1/8
鑑賞時間 12:10〜14:15
座席 E-10
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